2014年11月号 (Vol.154)

Vol.154 Dr Andrew Barrie - The University of Auckland

世界の全地域に日本の文化を発信する日本で唯一の専門機関である国際交流基金の海外巡回展の建築展のひとつ、"3.11 東日本大震災の直後、建築家はどう対応したか"(How Did Architects Respond Immediately after 3/11 - The Great East Japan Earthquake)が10月17日(金)から11月21日(金)まで約一か月間、オークランド大学建築学部学生センターにて開催される。 この建築展がオークランド大学で開催されるにあたり、強力にサポートするのがオークランド大学、建築・都市計画学部のAndrew Barrie教授だ。Barrie教授は上智大学、東京大学ならびに大学院で建築を学び、日本でも著名な建築事務所で働くなど、日本の建築界と太いパイプを持っている。日本の建築を学んだニュージーランド人として、日本とニュージーランドの建築を通した深い関係について語っていただいた。。

Vol.154 ネイルビジネス

地方のポリテクや大学がより多くの海外からの学生を獲得しようとオークランドに分校を構えて久しいが、南島のダニーデンに本部のあるOtago Polytechnicもオークランドにインターナショナル・キャンパスをオープンしている。そこではビジネス、ホテル・マネージメント、一般英語のコースが用意されている。一年のフルタイムであるGraduate Diploma In Applied Managementコースに在籍する中村聡美さんはネイリスト。ネイリストとして働いているサロンではマーケティング、財務、ブランド構築なども一切任されている。ネイリストという技術者である一方、ビジネス実務もこなさなければならない。そのためにビジネスを学びたかったという。ビジネスコースは多くの学校で勉強できるが、聡美さんがどうしてOtago Polytechnicオークランドキャンパスを選び、何を学んだのかを話していただいた。

Vol.154 Queens Academic Group

日本を後にしてニュージーランドでの生活を目指す人が増えて来た。福井勝美さんもニュージーランドに旅行に来てから、そう考えるようになったひとり。福井さんの前職はIT企業の敷設、修理部門の会社に所属するエンジニア。この前職を活かして永住権を取得するために探したコースがQueens Academic GroupのDiploma in Electronics & Telecommunications Level 7だ。もともと文系だった福井さんにとって、Electronics & Telecommunicationsは前職と同じ分野とは言っても、英語で勉強するため、一度日本語で調べて理解してから英語に戻るという、二倍の時間と労力をかけなければならない。永住権を取得するためには努力を惜しまないと決意した意気込みを語っていただいた。