Vol.119 英語で学ぶ 2 ニュージーランド高校留学


本人の興味とやる気を尊重し自由に学ばせるスタイルのニュージーランド高校教育。他の生徒と競争するのではなく、個々のレベルをさらに高めようとする教育法は、日本の教室ではできない経験だ。そんな留学のメリットを目いっぱい満喫し、Western Springs Collegeでの高校生活を楽しんだ2人の生徒に経験談を聞く。

ニュージーランド高校留学【Profile】
清水夏帆 しみずなつほ  
1994年2月4日生まれ。名古屋市出身。来年はニュージーランドの大学に進学予定。大学卒業後は日本で、企業のブレーンの国際秘書になるのが夢。そのために大学ではもうひとつ新しい外国語を、たぶん中国語、を専攻するつもりでいる。

高岡寛音 たかおかひろと 
1993年10月19日生まれ。名古屋市出身。高校卒業後、帰国して大学を受験、4月から日本の大学生になる予定。外国語学部に入って英語をさらに学びたい。家が曽祖父の代から継いでいるお寺なので、将来の職業に関しては未だ方向性が決められないでいる。

清水夏帆さん
周囲に助けられて環境に適応。

ニュージーランド高校留学動物園、MOTATの隣で交通便利。市内に近い。ニュージーランド高校留学学業レベルも高くNCEA試験の結果で毎年上位に名を連ねるニュージーランド高校留学芸術、アートの質の高さには定評があるニュージーランド高校留学ニュージーランド高校留学Western Springs Collegeは100年以上の歴史を誇る。ニュージーランド高校留学ニュージーランド高校留学制服が無く、自由でリラックスした校風ニュージーランド高校留学ニュージーランド高校留学高岡寛音さんの作品

父が転勤族でしたから、ちょうど私が中学卒業の時に再び新しい土地へ引っ越すことが決まっていました。それで、友達の居ない新しいところで高校に行くより、いっそのこと海外の高校へ行こうと思いました。私は1人っ子ですが、両親も、特に母が勧めてくれました。ニュージーランドは近いというイメージがあったのと、治安がいいという理由でこの国にし、エージェントの紹介でWestern Springs Collegeに決めました。この学校は美術に力を入れている、というのが一番の決め手でした。
ニュージーランドへ着いて語学学校には行かず、いきなりWestern Springs College に入学。学年を落としたくなかったからでしたが、今思えば、始め3ヶ月ぐらいは語学学校に行って会話表現を身につけたほうが良かったです。だって、最初しばらくは、自分の言いたいことは伝わらない、相手が言っていることも分からない、で毎日が辛かったんです。ホームシックにもかかりました。でも、Deanの先生が、ジェスチャーや、時には絵を描いてまで具体的に、根気良く繰り返し説明してくれたので、徐々に学校に慣れました。ホームステイの家族や、それから日本人留学生の先輩にもずいぶん助けられました。
学校でやっていることが分かるまでに約3ヶ月、自分の英語に自信が持てて発言できるようになるまでには1年かかりました。今は後輩の日本人留学生をサポートする側です。

インターナショナルな輪が広がる

留学して一番良かったことは、いろいろな国の人と友達になれたことです。アジアをはじめ、ヨーロッパ、南アメリカなど、いろんな国から来ている仲間が、お互いの国の文化や言葉を少しずつ教えあったりします。どんどん会話が広がって楽しいですよ。いつかきっと彼らの国に旅行したいです。いつも一緒にいる仲の良い中国人の友達は、この前夏休みのときに日本に遊びに来てくれました。とっても嬉しかったです。もちろんキウイの友達もたくさんできました。
選択科目にはアートを採って、アクリル絵の具で絵を描いています。私の絵は趣味だから大したことないですけれど、クラスメートは皆アーティストになりたい人ばっかりなので、本当に上手いです。彼らの作品を見るのもとても楽しいです。他に数学や英語、日本語などの科目でNCEA(ニュージーランド全国共通学力試験)を受けます。良い成績を取れるようにがんばって、あと3年間、ニュージーランドの大学で勉強するつもりです。
留学を勧めてくれた両親や、学費の援助をしてくれた祖父母にとても感謝しています。

高岡寛音さん

ぼくは中学の時から外国に行きたかったんです。家の寺には数多くの外国人来訪者がありますが、そんな人たちと英語でしゃべりたい、もっと多くの人に会いたい、と思っていました。中学を卒業してニュージーランドに来て、最初の3ヶ月は語学学校に行きました。まだ、進学する高校が決まっていませんでしたから、英語を勉強するかたわら、高校の情報集めや、実際に2~3校、見学に行きました。Western Springs Collegeに決めたのは、この学校が芸術を重視しているからです。
Year11のときは、美術の授業で、アート全般のこと、それから美術史みたいな基礎的な知識を学び、Year12とYear13では、デザインをもっと本格的に学びました。
授業の進め方は新鮮でした。日本の学校だと、ふつう課題が決められていてそのワクの中で創造しなければならない、いくつかあるチェックポイントを満たしていなければならないのですが、この学校では全く自由。自由で楽しいです。この期日までに作品を何点仕上げなさい、とか、まずはアイディアを出して、そのアイディアに即して創りなさい、というような指示はあります。でも、それ以外は本当に全くの自由。それだけに、自分のスタイル、カラーを作り出して確立していかなければならない、という意味では、逆に難しいのかも知れませんけれどね。実際、1年を通してそんなやり方ですから、学年末には、自分の個性があふれる一連の作品群ができあがる、ということになります。それが完成した時の達成感は何ともいえません。

悔いのない留学経験

ぼくは自然を描くのが好きです。人物や静物よりも風景が好き。デザインで自然を1つのストーリーに仕上げようと試みています。日本に帰った時に旅行して自分で撮りためた長野や京都、本に載っているニュージーランドなど、美しい自然の写真を参考にして、イメージを創っていきます。デジタルアートなので、基本的にパソコンの前に座って、キーボードやマウスを使って画面を作り上げていきます。そんなデザインの作業に使うプロ仕様のフォトショップなど、とても高いソフトウエアが自由に使えるのもこの学校のいいところ。ものすごく楽しいです。この学校に来て本当に良かったです。自分が本当に学びたかったアートやデザインをWestern Springs Collegeの高校生活で心おきなくやりました。ぼくなりのスタイルも出来上がったのではないかと思います。悔いはありません。ぼくはこれから帰国して普通の大学に行って、趣味でアートを続けていきます。この留学で得た経験は、将来必ず役に立つものだと信じています。

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