Vol.119 英語で学ぶ 1 - ニュージーランドでホスピタリティ留学


2年前にニュージーランドで勉強を始めた大本健悟さん。現地高校や語学学校に通った1年ほどの間に、自分がやりたいこと、進むべき道を見つけることができた。ホスピタリティーの専門学校NZMAにへ入学して8ヶ月。水を得た魚のようにスイスイと元気に楽しい日々を送っている。とても充実している、という彼に勉強やバイトのことなど近況を聞いた。

ニュージーランドでホスピタリティ留学【Profile】
大本健悟 Kengo Omoto
1992年9月10日生まれ。大阪出身。オーストラリアへ高校留学したが、上手くいかずニュージーランドに。現地の高校や語学学校を経てNZMAのDiploma in Hospitality Management Level 5コースに入学。趣味は総合格闘技。学校とバイト以外の時間のほとんどを総合格闘技か柔術のジムで費やすほどのめり込んでいる。

ニュージーランドでホスピタリティ留学19歳の健悟さんはクラスで一番若い。ニュージーランドでホスピタリティ留学ニュージーランドでホスピタリティ留学現在の課題は自分のバーを創るプロジェクト。ニュージーランドでホスピタリティ留学日本よりニュージーランドのほうが自分に合っている、と思う。ニュージーランドでホスピタリティ留学Hospitality Management のEuan Wilson先生と。ニュージーランドでホスピタリティ留学6ヶ月ほど一緒に勉強している友人Ilyaと。彼はロシア人。

ホテルで働きたいからホスピタリティーコースへ。

前から漠然とは思っていたんです。ホテルで働くのっていいなあ、って。それが、スカイシティーホテルに滞在した時に、はっきりとした気持ちになりました。ホテルのスタッフがみんな、きびきびと楽しそうに働いていたからです。それぞれが自分の持ち場ですっごくプロフェッショナル、という感じでした。そこでさっそく、ガーディアンになってもらっていた人に相談したところ、ホスピタリティーを勉強するならNZMAが一番いいよ、とこの学校を勧められました。 ニューランドでの資格、Diploma が取れるコースです。今年の2月に入学しました。コースは4学期に分かれていて、各学期ごとに2〜3のトピックを履修することになっています。今までに学んだのは、イベントマネージメント、食品衛生、食品安全、ホテル学、カフェ、バリスタ、アカウンティング、リカーライセンスなどバー関係のこと。その中でもいま学んでいるバー関係に、僕は特に興味を持ちました。また、コースの一環として、食品安全取扱者の資格や、バリスタ、最近では酒類取扱者(リカーライセンス)の資格も取りました。

カフェやバーで働く資格を数種類ゲット。

リカーライセンスを取る試験はたいへんでした。試験問題が35ページぐらいあるんですけど、1問も間違えちゃいけないんです。問題は、どんな人に対してアルコールを販売してはいけないのかとか、泥酔している人とどんな対応をするかとか、常識、と言ってしまえばそうなんですけれど、ニュージーランドの特殊な法律、例えば、どの程度の飲酒なら飲酒運転違反にならないのか、など細かく覚えなければならないこともたくさんありました。試験対策はもちろんしっかりやりましたよ。学校でテキストが渡されてから試験日までの1週間ほど、毎日6~7時間、そればっかり勉強しました。クラスのみんなもちゃんと勉強した人は合格してました。それから、少し前にはなりますが、バリスタの資格も得ました。コーヒー豆の選び方から、挽き方、淹れ方など知識も学びますが、実際に手早く質の高い飲み物を供する練習を何度も何度も繰り返しました。試験は実技で、制限時間15分以内に、紅茶、ホットチョコレート、ロングブラック、カプチーノ、スムージーと5種類の飲み物を供さなければならない、というものです。しかも、どの飲み物もクオリティが高くなくっちゃいけない。使ったコーヒーの量まできっちりと量られますから気を抜けません。試験の直前は3週間ほど、毎日特訓でした。コーヒーを煎れる器具を持つ手に豆ができて、それがつぶれるほど練習を重ねました。コーヒーの味にも飽きました。生徒同士、批評しあったりアドバイスしあったりしてみんなでがんばりました。先生も毎回厳しいフィードバックをくれ、もうちょっとミルクを多くとか、チョコレートが多すぎるとか、効率の良い順序とか、実際にカフェで働いた経験から得た貴重なポイントを教えてくれました。そして、きちんと納得がいくまで根気よく付き合ってくれました。

ワールドカップで働く。

学校でとった食品安全や酒類取扱者の資格がモノをいって、Eden Parkのイベント会社、Event Starでバイトを始めました。僕の仕事はアルコール類だけを販売するバーでレジを担当。今回のワールドカップでは、アルコール販売に関して特別なルールがあり、それを6万人もの大混雑、大忙しの中で徹底するチャレンジです。初めのうちはレジがいくつも並んだ広いバーで働いていましたが、数回でマネージャーに認められ、今ではひとつしかレジの無い小さいアウトレットを僕が任されるようになりました。アシスタントがひとりいて僕の指示で動いてくれます。ワールドカップでは、一人当たり、ビールなら4本、ワインなら2本までしか販売してはいけないことになっています。また、僕が見て25歳以下に見える人には身分証明者の提示を求めます。そのIDも、決められたものでなくてはならなくて、大学の学生証や外国の運転免許証は認められません。先日のアイルランド対オーストラリア戦では特に大変でした。たくさんのオーストラリア人が、オーストラリアの運転免許証をIDとして提示しましたから、それを拒否するのに苦労しました。お客さんは、楽しもう、と思って来ているわけじゃないですか。だから、お客さんが求めるものを提供するのが僕たちの仕事です。でも、それがルールに反している可能性がある場合、お客さん自身の安全のためでもあるので、納得がいかなければ断らなければならないこともあるのです。そんな時、僕は謝ることを大切にしています。謝る、けれど、頑として態度を変えない。それがモットーです。

今度は静かなバーで働きたい。

12月にこのコースが終わったら、この国でホテルかレストランか、今度は静かなところでフルタイムで就職したいです。カクテルの作り方等もしっかり身につけていますから、バーテンダーになりたいです。バーで働くのって、昼間の時間が自分の時間として使えるでしょう? それが魅力。別に朝早いのがダメだから、っていうんじゃないですよ。ホテルでシフト制で働くのでもいいですけれど、大好きなジムに通う時間が欲しいですからね。

カテゴリ:ホスピタリティ
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