Vol.122 英語で学ぶ - ニュージーランドでビジネス留学


高校在学中から数々のフードビジネスで働いて、多くの経営者やそのやり方を体験してきた洋平さん。ワーホリで働いたオーストラリアでの経験も加わって、レストランやカフェなど外食産業のビジネスマネージメントに深い興味を持つようになった。再渡航先に選んだニュージーランドのビジネス専門学校ILCで1年間のビジネスマネージメントコースを履修中。

ニュージーランドでビジネス留学【Profile】
服部洋平 はっとりようへい 1983年10月12日生まれ。愛知県小牧市出身。犬山南高校卒業。大学やコミュニティの日本語勉強会や英会話グループに6つに参加。積極的に友達の輪を広げている。現在、テキストを使わない会話中心の日本語勉強会を発足したいと仲間を募集中。

フリーターからパティシエへ転身

ICL校長 Ewan Mackenzie-Bowie 先生とICL校長 Ewan Mackenzie-Bowie 先生と。オーストラリアで覚えたブラウニーはバイト先、ジャパデリの人気商品オーストラリアで覚えたブラウニーはバイト先、ジャパデリの人気商品。日記を英語で書いて友人に添削してもらう、など工夫して英語を勉強している日記を英語で書いて友人に添削してもらう、など工夫して英語を勉強している。ニュージーランドでビジネス留学韓国人6人、ブラジル人、中国人、スペイン人と合計10人でフラットシェアーしている韓国人6人、ブラジル人、中国人、スペイン人と合計10人でフラットシェアーしている。ニュージーランドでビジネス留学最低でもあと2年はニュージーランドに住みたいと思っている最低でもあと2年はニュージーランドに住みたいと思っている。

高校に行っていたころから、飲食関係の店でバイトしてたんです。自分で働いてお金を稼いで、ケータイの費用だとか、流行の服を買ったりとか、自由に使っていました。「自分は大人でちゃんと自立してるんだぞ」みたいなヘンなプライドがあって同級生に遊びに誘われても「悪い、これから仕事だから」なんてカッコつけて断ったりして(笑)。自活をイキがってました。それでも学校は真面目に行ってちゃんと3年間で卒業したし、普通科だったから大学進学も一応は考えたんです。でもね、大学で勉強したいものは何にも無かった、というか、何が勉強したいかが分からなかったんです。だから、ボクは大学へは行かないでそのままフリーターとして自由気ままにやってました。末っ子だから親も甘かったんです(笑)。卒業後すぐに車の運転免許も取ったので活動範囲も広がり、少し遠くても給料がいい店にも勤務しました。子供に教えるスイミングインストラクターをやったり、いろいろなバイトをちょこちょこしましたよ。でも、そのうちにカフェでバリスタとして働くようになり「店で売るケーキが作れるようになったらいいなあ」というほんの気まぐれの思いつきで名古屋製菓専門学校へ入学しました。22歳のとき、フリーター歴4年でです。そしてその1年後、個人経営の中規模のお菓子屋さんに就職しました。ボクはケーキ好きで、特にチョコレートが好きですけれど、さすがに四六時中甘いものを作る仕事をしていると、ポテトチップスみたいなものが食べたくなります(笑)。そのお菓子屋さんで4年間働いて「すっかり仕事を覚えた」と実感したとき、何か新しいことがしたくなりました。車のディーラーをしている年上の友人が、オーストラリアにワーホリに行くことを勧めてくれたのです。英語は全然しゃべれないけれど、お菓子が作れるから何か仕事にありつけるんじゃないの、という軽い気持ちでした。

ワーホリでやりたいことを見出した

その友人のつてでヌーサのホストファミリーへ行き、そのまたつてで、近所のカフェで働くことになりました。オーストラリアに到着してたった2日目でした。ラッキーだったのは、そのカフェで働いていたベテランのパティシエがフランス人だったことです。彼は17歳のときフランスの製菓学校で1番の優等生だったそうで、アイスクリームのコンテストで2位になったこともある腕利き。彼自身が外国人であるということ、また彼にボク以前にも英語ができない人を教えた経験があったこと、それから、ボクは英語はダメでもお菓子や材料の名前のフランス語を多少知っていたこと、などいろいろな要素がうまく重なり合って、そこでの生活はボクにとってとても中身の濃い、いい経験になりました。彼からはフランス流のお菓子の作り方だけでなく、外国流の生活に対する姿勢や考え方、それからもちろん英語も学びました。また彼とはプライベートでも仲良くなり、休みの日には、音楽学校に行っている娘さんのコンサートに一緒に行ったりもしました。今でもフェースブックで頻繁にやりとりしています。ワーホリの規則に仕事を半年で替えければならない、というのがありますが、そのカフェはボクが働き始めてちょうど半年でオーナーが代わったので、書類上は仕事が替わったことになり、でも実際は1年間ずっとそこで働くことができて、とても良かったです。

マネージメントの道に進みたい

オーストラリアのカフェはとても働きやすい環境で、自分の時間が持てました。残業をしなければならないときももちろんありましたが、そんなときは経営者がしっかりお金だけでないケアをしてくれました。それはそれまでにボクが日本で出会ったマネージメントとは違っていました。そこでボクは次にやりたいことがはっきりしました。ビジネスマネージメントを学んで、スタッフが働きやすい環境の外食ビジネスを経営したい、と。オーストラリアから帰国して早速留学準備を始め、2ヶ月ほど別のお菓子屋さんで働きながら、ここニュージーランドのビジネススクール ICLの入学手続きをしました。選択で答える方式の筆記テストと英語の小論文の入試を日本で受け、ニュージーランドに来てからは校長先生との面接を経て、NZIN Diploma in Management Level 5コースに入学となりました。去年の7月のことです。コースは前期、後期と2つに分かれていて、前期にはアカデミックスキル、マネージメント、ビジネスコミュニケーションの3つの科目を勉強しました。その中で、ボクは特にビジネスコミュニケーションが面白く、人との接し方を深く考え学ぶことができました。後期の現在は、経理、リーダーシップ、実践マネージメントを受講中です。クラスは15人ほどですが、ほとんどが社会人経験のある人たちなので、誰かの実際の業務上経験を授業のトピックに取り上げることができ、生徒同士から学ぶことも多いです。また、韓国人、中国人、インド、スリランカ、とインターナショナルなクラスですから、それぞれの国民性や考え方も分かって興味深いです。5月に卒業の予定ですから、現在、ニュージーランドでレストランかカフェのマネージメントの仕事を探しているところです。パティシエとしては経験があってもマネージャーとしては初めてですから、まずはアシスタント、インターンシップみたいなポジションに就けるといいな、と思います。そして経験を積んだら、いつかマネージャーになってスタッフが働きやすい外食ビジネスを経営したいです。

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