Vol.125 英語で学ぶ2 - ニュージーランドで英語留学+ビジネス留学


大学を休学してワーキングホリデーでニュージーランドへ。そんなワーホリの過ごし方も最近では珍しくない。オークランドの専門学校、National Technology Institute(NTEC)の英語+ビジネスコースで学ぶ大塚ゆかりさんもその一人。高校時代の友人に触発されて興味を抱いた「海外」。夢と可能性にあふれる彼女の目に、はじめての海外であるNZはどのように映ったのだろうか。

Yukari Otsuka【Profile】
大塚ゆかり(おおつか ゆかり)1990年9月4日生まれ。熊本出身、島根県立大学在学中。大学を1年間休学してニュージーランドへ。現在、焼き鳥KENでホールスタッフとしてアルバイト中。ニュージーランドの街では、ヨーロッパ建築の多いダニーデンがお気に入り。


世界一平和な国へ

Yukari Otsuka
将来はMRの仕事に興味がある。仕事と家庭、そして子育て、両立して行く働き方を目指したい。
Yukari Otsuka
アルバイト先では、なるべく英語の他愛ない会話をお客さんと楽しむようにしている。
Yukari Otsuka
人と話すことが大好き。学校では多様な国籍の友人はもちろん、社会人経験のある日本人の方など、大学では出会えない友達がたくさんできた。
Yukari Otsuka
Ntecスタッフのダイスケさんと
Yukari Otsuka
留学費用は大学でアルバイトをして貯めた。

海外へ興味をもったきっかけは、高校時代に友達が留学してたからです。1年の留学を終えて帰国した友達は、英語もぐんと上達してるし、なんだか考え方も大人になっている。そんな友達の姿をみて、自分もいつか海外に行きたいな、と思っていました。大学の同級生は中国などアジア圏に留学する学生が多いのですが、私はもっと日本から遠い国を考えていました。そのほうが、日本や日本人が外からどんな風に見られているのか、私たち日本人の良いところ、悪いところがもっとはっきりとわかるんじゃないかと思ったんです。そんな時、大学の授業で「世界平和度指数ランキング」について学びました。平和度だし日本が一番だろう、と思ってみてみたらなんと1位は別の国。それがニュージーランドでした。調べてみたら、自然が多くてのんびりしてる、多国籍国家でおもしろそう、といった理由から留学先に決めました。世界平和度指数は、内戦の数や難民の割合といった様々な指標で調査されるのですが、治安をはかるものではないので犯罪率は高いという国もあります。ニュージーランドも軽犯罪が多いのは知っていたので、日常生活で日本より安心とは思いませんでした。でも、地政学的には戦争の危険性はとても少ないし、食料自給率も高い。私の専攻は国際関係学なのですが、それをホストファミリーや友達に伝えてもぴんと来る人が少ない。日本だと、歴史や政治の観点から近隣国との関係について学ぶのは当たり前のことですが、ニュージーランドだとそもそもそれを学問とする必要がないのかな、と。そういう意味で世界一平和な国ということなんだな、と感じましたね。

英語以外に何を学ぶのか

海外に行くにあたって、学校と何を学ぶのかは悩みました。海外留学といえば英語。ワーキングホリデーだと最大6ヶ月まで勉強ができます。当初は語学学校の英語コースに入るつもりだったのですが、両親から「何か形になるものを学んできなさい」と言われ、だったら資格をとれるコースにしてみよう、と思いました。とはいえ、専門コースは期間も長いし、英語もまだまだな私が入れるコースなんてない。NTECさんの英語+ビジネスコースは、16週間英語を勉強したあと、ビジネスコースの授業に8週間参加するというものだったので、ぴったりだと思いました。あと、就活スキルアップ講座が含まれているのも、帰国したら就活を控えている自分にとっては魅力的でしたね。

たったひとりの日本人

英語コースを終えて専門コースに移ってきたら、なんと日本人は自分ひとり。先生の英語も早いし、周りの英語力も高いので、正直なかなか授業についていけませんでした。カスタマーサービスの授業では、ニュージーランドのカスタマーサービスの実態を学びましょうということで、授業中にお客さんのふりをして、会社に電話をかけたりするんです。私は大手電話会社のお客様窓口に電話をかけなければいけなかったのですが、「なんて話をしたらいいんだ」と、とっても焦りました。結局は友達の助言も受けつつ、「携帯が壊れてしまって、近くにある提携ショップを探してて・・・」なんて会話をしましたね。難しい内容のときは、クラスメイトが助けてくれるのが嬉しかったです。大変な部分はありましたが、より高いレベルの英語環境に身を置くチャレンジとしては、このコースは最適でした。 

異文化で自分を再発見する

就活スキルアップ講座については、英語を学べたのはもちろん良かったですが、自己分析や他人との価値観の違いを学ぶ、という意味で新しい発見のある授業でした。講座では、自己分析を促すようなお題が多いので、その中で自分の傾向や性格を再確認できるのが面白かったです。また、英語で性格を表現する形容詞をたくさん覚えました。グループワークも多くて、チーム内は当然多国籍。インド人、中国人、ベトナム人、フィリピン人など、国籍による考え方や傾向の違いがよく見えました。たとえば何かを作るグループワークだと、多くのアジア人は他人の意見を聞くスタンスから入るのに、とある国籍の人は最初から意見を強く主張してくるとか。チームを調整してまとめるって、すごく大変なんだと感じました。また面白かったのは、「無人島に何を持って行くか」というお題です。私が選んだのは食料とか水。でも、こういった生きるために必須のものを選んだのは日本人と韓国人だけで、他の国籍は「地図」とか「この状況を切り抜けるのに必要なもの」を選んだりするんです。育った国が違うというだけで、こんなに反応や考え方が違うんだ、というのがとても新鮮でした。

大学時代だからこそできることを

あと半年NZの生活を満喫して、帰国したら就活動にとりかかります。絶対に英語を使う仕事というこだわりはありません。英語力は折角伸びたので、持続させたいとは思います。留学は特別とかカッコいいもの、というよりは、大学時代に貴重な体験ができるもの、と思うようになりました。大学って4年で卒業して就職、という流れが普通なので、その間に1年休学するのはちょっと考えました。でも、違う世界を見てみるのって、今だからできること、することだと思うんです。1年休むのは、ロスではなくて知らない世界や価値観に触れるためかな。なので、留学を迷ってる大学生は、どんどんチャレンジしてください、ってメッセージを送りたいです。

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