Vol.128 英語で学ぶ1 - ニュージーランド留学でホスピタリティを学ぶ


2012年6月23日・24日に行われたオークランド地区のカリナリーフェア。ホスピタリティの分野で学ぶ学生達が競い合うこの大会のカクテル部門で、見事2人の日本人が金メダルを受賞した。NZMAのホスピタリティマネジメントコースで学ぶ彩香さんと彰太さん。ニュージーランドでホスピタリティを学ぶ魅力について話を聞いた。

someya ayaka syota tsujimura【Profile】
染谷彩香(そめや あやか)1989年8月3日生まれ。大学卒業後、ワーキングホリデーでニュージーランドへ。FERNで英語を学んだあと、NZMAの専門コースに入学。在学中からいくつかの日本食レストランで経験を積み、卒業後は高級日本食レストランのEBISUに就職。

辻村彰太(つじむら しょうた)1985年10月10日生まれ。大学卒業後、衣類専門商社に就職。豪華客船の仕事に憧れを抱き、ホスピタリティの経験を積むため転職。サンマルクカフェで2年働いた後、英語力向上と資格取得のためNZMAへ留学。学校は残り約半年。ニュージーランドでアルバイトをみつけ経験を積むことが直近の目標。

なぜニュージーランドに来ようと思ったのですか?

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NZMAはホスピタリティを学びたい人にとっては最適な学校。業界で働くのに必要な法律の知識や、資格をとることができる。
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専門コースではじめ大変だったのはリーディング。教科書やプリントの内容を理解するのに毎回辞書が必要で、最初は「卒業できるのかな」と不安になった。
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アルバイトも初めは英語力に不安だったが、FERNのホスピタリティ英語で学んだことが実践でも役に立った。
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ニュージーランドはお客さんに余裕があってフレンドリーだと感じる。自分のしたことに対して「Thank you」と反応があることが嬉しい。
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染谷 : 英語学習が目的でした。大学卒業を前にして、将来何がしたいんだろう?と悩んでいました。オーストラリアに高校時代短期留学をしていたので、英語には興味がありました。ネイティブ並みに英語を話せるようになって、日本に戻って来て仕事をしよう!と目標を立てました。カナダと迷ったのですが、NZのほうが寒くないと知ってワーキングホリデービザでやって来ました。
辻村 : 僕の場合は、人生一度きりだから色んなことに挑戦しようと思った、というのが元々の理由です。大学を卒業して衣類の専門商社でしばらく働いていました。オーストラリアに留学経験があり、英語もそこそこ自信があったのですがやはり仕事で使うとなるとまだまだで。働きながらもう一度留学したいな、と思ってました。それと同時に、その商社で一生働くイメージはなかったのです。ある時テレビで豪華客船で働く人々の番組を見て、素直に面白そうだと思いました。調べてみると大変な仕事で、ホスピタリティの学位も英語力も経験も必要。まずは経験と思い、商社を辞めて日本のカフェで2年ほど働きました。その間、留学先のリサーチ。英語圏であること、物価や気候などを考えてニュージーランドに決めました。

NZMAに決めたきっかけは?

染谷: いくつかの語学学校でトライアルレッスンを受けたのですが、FERNではたまたま一般英語のクラスが通常授業ではなく、代わりにホスピタリティ英語(English for Hospitality) のクラスを受講したのです。これがとても楽しくて。接客で使う英語を、ロールプレイング等を中心に学べるコースです。この学校にしよう!とその場で決めました。英語力が少し足りなかったので、一般英語のクラスで2か月半ほど学び、その後ホスピタリティ英語のクラスで3ヶ月勉強しました。クラスが終了する頃には、もっとNZで学びたい、ホスピタリティの分野で働いて経験も積みたい!と思うようになりました。そこで、マーケティング担当のヘイリーさんの勧めもあって、Diploma in Hospitality Management の専門コースで1年学び、先日無事に卒業しました。
辻村: 僕はホスピタリティの学位がとれるところをネットで探していて、NZMAを見つけました。専門コースに進む前に12週間のホスピタリティ英語のクラスがあるのもいいなと思い、特に悩むこともなくここの学校にしよう!と申込みました。本来であればもう少し日本でお金を貯める予定でしたが、ビザ規定の変更などがあり、早めに留学することにしました。ホスピタリティ英語コースから入って、Diploma in Hospitality Managementのセカンドタームがこの間終わりました。

NZMAで印象的な授業は?

染谷:
カスタマーサービスの授業ですね。学校のカフェで実際にサービスをする授業です。スーパーバイザー、ランナーなど日替わりで違うポジションを体験します。そこで、先生からワンランク上の5つ星ホテルでVIPを接客するようなサービスを教えてもらいました。私はその時、日本食レストランで働いていたのですがそこがとても忙しいお店で、接客というのはいかに混んでいるお店をスムーズに回すかということでした。でも、接客スタイルはそれだけではなく、お客様にゆったりとレストランの時間を楽しんでもらうようなスタイルがある。食べ方や食材の説明を付け加えたり、よりプロフェッショナルな接客が求められる場所。その授業を受けて、私もそんな接客ができるウエイターになり、そんな場所で働きたい!と新たな目標ができました。
辻村: 僕も同じくカスタマーサービスの授業です。日本での接客経験があったのでサービス自体は難しくなく、バリスタやスーパーバイザーなど、いろんなポジションで身体を動かすのは楽しかったです。ただ、ある日他のスタッフとのコミュニケーションがうまくいかず、テーブルで、どのお客さんが何を注文したかちゃんと把握しないまま料理をサーブしてしまいました。その時、お客様役だった先生に「ちゃんとテーブルをコントロールしなさい!」と怒られました。NZだと同じテーブルの料理は一緒のタイミングで出し、注文した人をウエイターがちゃんと覚えているのが常識。自分が注文をとったテーブルならまだしも、そうではない場合は連携が必要で、他の役割の人とのコミュニケーションを仕事中に上手にとるのは難しいな、と思いましたね。僕はまだNZで就業経験がないので、お客さんやスタッフとのコミュニケーションのとり方はこれから経験を積んでいかなきゃ、と思っています。 

カリナリーフェアに出たきっかけは?

染谷 : ホスピタリティコースの先生に誘われたからです。カクテルは授業で少し習っただけでしたので、新しい分野でした。金メダルがとれたときは、「まさか!」とびっくりしました。
辻村: 同じく先生からの推薦です。2か月ずっとカクテル作りの練習をしていたので、その時間が無駄にならなくてよかった、とメダルを獲れてほっとしました。

当日は緊張しましたか?

染谷 : 人の応援をしている時のほうが緊張しました。大会ではカクテルの味だけではなく、準備から片付けまで全ての場面で採点されます。タイムマネジメントが難しかったです。身体が流れを覚えるまで繰り返し練習しました。
辻村: 僕も当日は緊張はしなかったですね。ただ、準備段階で缶詰を開ける際に指を切ってしまって。予想しないハプニングでした。ひたすら動揺をみせないようにタオルで傷口を拭いながら15分の競技を負えました。幸い審査員の誰にも気付かれず、減点にならなかったみたいです。

今後の目標は?

染谷: カクテル部門に出場しましたが、バーテンダーのお仕事に興味はあまりないんです。バリスタやバーテンダーより、私はウエイターとしてお客様に接客するほうが好きなので。2か月前から日本食レストランのEBISUでアルバイトしているのですが、学校卒業後は、そこに就職する予定です。NZで色々な人の接客スタイルをみていると、日本人は勤勉で真面目だな、と思います。その長所を生かして、お客様を喜ばせるプロになりたいです。
辻村: 僕は、カクテルはけっこう面白いな、と興味を惹かれています。僕はまだ学校が2タームあるので就職についてはまだちょっと先の話です。8月にカリナリーフェアの全国大会があり、そこで今度は創作カクテル部門にでないか、と誘われています。経験を積む為にも出場してみようかな、と思っています。自分で楽しみながら、現地での経験も積んで成長していきたいですね。

カテゴリ:ホスピタリティ
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