Vol.125 時代を飾るキーパーソン -ニュージーランドの自然療法


自分自身の病気が自然療法で完治したことがきっかけで、自然療法、ホメオパシーの世界へ飛び込んだカースティン テイラーさん。これだ、と決めたことをずっとあきらめずに続ければきっと成功する、との信念を持ち、2つのネットショップNew Zealand Health Shop とSleepDrops International を通して自分で開発した自然派健康商品を販売している。ニュージーランド国内はもちろん日本にも顧客は多くここ1-2年はアジアやヨーロッパからの注文も急増、ビジネスは好調だ。

Ewen 【Profile】
Kirsten Taylor カースティン テイラー 1973年9月1日生まれ。オークランド出身。Epsom Girls Grammar Schoolからオークランド大学へ進学したが1年で中退、7年間のOEへ。帰国後、自然療法とホメオパシーを学び、自然療法士として働く傍らNew Zealand Health Shopを設立。現在は2つ目の会社、SleepDrops Internationalに力を注いでいる。

ニュージーランドヘルスショップ
http://nzhealthshop.net
スリープドロップス
http://www.sleepdrops.jp/

Kirsten
10歳になる男の子Jasperのお母さんでもある。
Kirsten
趣味はスキー、テニス。でもあまり時間が無くてできないでいる。
Kirsten
自宅の2階にオフィスを置いている。
Kirsten
電話やメールでの相談を受け付けている。
Kirsten
これが大好評のSleepDrops

自然療法との出会い

私は19歳のとき、大学を中退して多くのニュージーランド人がそうするように海外へ出かけました。OE (Overseas Experience)です。大学では法律と経済と政治を学んでいましたが、本当は自分が何をやりたいのか全く分かっていなかった。だから、海外で自分ひとりで旅をして、働いて、いろいろなことを経験して、そのなかで「これだ」、と思うものを見つけようとしました。何かやりたいことが見つかるまではニュージーランドには帰らないつもりでした。オーストラリア、インドネシア、アジア諸国、ヨーロッパ、それから日本、と合計で7年間過ごしました。日本では5年間大阪で英語を教えていましたが、その間に慢性の水分不足から腎臓の病気になりました。その時に霊気、に興味を持っていたカナダ人の友人が自然療法を勧めてくれました。そしてそれによって病気は完治したのです。西洋医学の薬や抗生物質は全く使わずに。それがきっかけでした。ニュージーランドに帰り、オークランドのWellpark Collegeで自然療法とナチュラルハーブの2つのDiplomaコースを同時に履修。今では同時に履修することができなくなっていますが、その当時はできました。とても大変で頭がパンクしそうでしたが、本当にやりたいことでしたから、専門的な医学用語も薬草や有効成分の名前や化学式も一生懸命に勉強しました。充実していました。27歳からの3年間です。幸いなことに、在学中にPacific  Health & Fitness という会社からテクニカル コンサルタントとして働かないか、というオファーがあり、私はまだコースを終了していないのに、オークランド中の自然療法クリニックや、ナチュラルセラピストのオフィスを訪ねて、彼らに新しい製品を紹介し、その製品をどうやって使用するのか、どのような効果があるのかということを指導、教育して歩く仕事をしました。その6ヶ月間ほどの実務経験を通して本当にいろいろなことを深く学びました。そしてカレッジ卒業後は、ナチュラルパスとして自分のクリニックを開き、いろいろな病気で悩んでいる人たちの治療をするようになりました。私のところに相談に来る人はいろいろな病気を抱えています。医者に盲目になる、といわれたのが自然療法を始めたら視力低下をストップしたとか、ガン薬物治療の副作用で苦しんでいた患者さんの症状が軽減したとか、パーキンソン病の症状緩和とか。自然療法は確かに効くのです。ミラクルといえるようなことが本当に起きる。それを手助けして、効果を目の当たりにできるのは本当に光栄なことです。ハードワークだけれど本当に楽しいです。


SleepDropsに焦点を当てる

また、10年ほど前にインターネットでナチュラル セラピーのハーブ、サプリメント、アロマセラピーのエッセンシャルオイルなど自然派健康商品を販売するNew Zealand Health Shop を始めました。日本語のサイトで日本にも製品を販売。顧客も多く、特に妊婦さんや赤ちゃんのための自然療法商品は大好評で、毎日日本のお客さんに小包を発送しています。今、力を入れているのは、私が治療してきた経験の中から生まれた製品SleepDrops をより良いものにし日本でも広めることです。不眠にはいろいろなタイプがあって、なかなか寝付けない、眠れるがすぐに目が覚めてしまう、など、医学的に言うとなんと80種類もの病名があるんです。そんなにさまざまな異なった原因で人々は眠れない、なんてちょっと考えもよらないことですが、不眠の問題は現代の社会でどんどん大きくなっている。世界中で40%近くの人が7時間眠り続けることができない、という悩みを抱え、25%の人は深刻な不眠症と診断されている。たいへんなことですよね。私は自然療法士として、ここにフォーカスを当て、不眠を解消するための製品をシリーズで開発しました。まずは睡眠を助けるSleepDrops、それから神経を静める効果がある栄養サプリメント、さらに日中の活力を増進するハーブとフラワーエッセンス、ホメオパシーを合わせた製品DayDrops。それから、SleepDropsの子供用と赤ちゃん用です。不眠を治療するには、身体的、感情的、精神的、あらゆる方向からのアプローチが必要です。人によって、その時々によって、不眠の状態は違う。だから、どの製品を、どのように使用したらよいのかは、ウェブサイトに分かりやすく詳しく説明されています。複数の製品をケース バイ ケースで組み合わせて使用するとそれが効くんです、おもしろいぐらいに。おかげで去年、SleepDrops部門はなんと400%の売り上げ成長を遂げました。今年もそれに劣らないような勢いです。グローバルに進出する計画も進めていて、サイトを日本語のほか、スペイン語、フランス語、オランダ語、韓国語に.訳しているところです。


やりたいことを貫く

父が昨夜出張先のウェリントンから電話をしてきて、「急にとても気分が悪いんだけれど、どうしたらいい?」と聞きました。私は症状から「これとこれを2時間おきに何回服んで、それからビタミンC を何ミリグラム採るように」とアドバイスしました。おかげで今朝は回復した、とのことで安心しました。自然療法の基本は体が欲しがっているものを知って、それを補ってやること。そうすれば体は自然に治る。私が勉強し始めた12年前にはあまり知られていなかった自然療法ですが、今ではかなり普及し、人気のあるものとなりました。私をずっと応援してきてくれた両親も最近になってようやく私がやっていることをすっかり理解してくれるようになったと思います。私はとても一生懸命に働きます。これだ、と思うことは貫く。私のNew Zealand Health Shopはこれまで大波小波を乗り越えてきました。東日本大震災の後は日本からのオーダーが激減し、たいへんな時期もありました。でも絶対にあきらめない。それが大切だと思います。そしてこのことはしっかり私の息子に教え込みたい。私たちや若い世代は、何かをやってすぐにに成功しないと簡単にあきらめてやめてしまう傾向があると思います。でもそれでは何も生まれない。苦境に立たされてもあきらめずに続けるのは骨の折れるですが、貫き続けることこそが成功を生み出すと信じています。

カテゴリ:健康
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