Vol.138 伸び伸びと、自主的に学べるニュージーランドの教育


日本で生まれ、小学校卒業したと同時に家族でニュージーランドに。日本の教育は小学校までしか知らないけれど、それでも、ニュージーランドの教育と比べると、全然違うと話す瑠実さん。違いと、ニュージーランドで学ぶメリットを話してくれた。

キャビネットメーカー【Profile】
Rumi Graham
1995年9月7日生まれ
愛媛県松山市出身。松山市立石井東小学校卒業後に、ニュージーランドへ家族と移住。
ニュージーランド人の父、日本人の母を持つ。趣味は、食べる事とショッピング。


英語で学ぶって難しいけど、楽しい

キャビネットメーカー
キャビネットメーカー
キャビネットメーカー
休みの日には、家族でゆっくり過ごしたり、友達と出かけたり。
キャビネットメーカー
キャビネットメーカー
壁高校を卒業したら勉強したい事を熱く話す
キャビネットメーカー
オークランドがとくかく大好きだと言う瑠実さん
キャビネットメーカー
キャビネットメーカー
キャビネットメーカー

父がニュージーランド人でいずれはニュージーランドに住む予定でした。日本にいる頃から何回かニュージーランドには訪れたことがありました。Queens Townや Wellingtonなど、いくつかの都市にも行きましたがやっぱりオークランドがそのころから好きでした。私が日本で小学校を卒業し、ちょうどキリがいいところで、家族でニュージーランドに移住してきました。日本にいた頃は、もちろん日本語を話していました。家庭内でも日本語でした。英語はというと、絵本を読んでいたことくらいですかね。なので、こっちの学校に入った時は、ものすごく難しかったです。1年くらい経ったころには、普通に友達と話ができるようになりましたが、特に最初の3か月くらいは、苦労しました。何か伝えようと思っても、簡単なことしか言えなかったり。はがゆい思いをしたのを覚えています。最初は学校でも緊張していました。でも、こっちのクラスメートも先生もみんな親切なのですぐに環境に慣れることができました。でも、その中で一番努力した事は、ボキャブラリーを増やすということでした。やっぱり、語彙力が豊富であるのは、英語を話すという点では、すごく有利になるんです。日本では、小学校だけしか知りませんけれど、それでも、ニュージーランドの学校と比べると、ある意味日本の方が厳しいと思います。日本は、宿題の量もすごく多いし。個人的な意見なのですが、日本の教育は、習って覚えるっていうスタンスが強いと思います。ニュージーランドは自分で考えるっていう方に力を入れてると思います。私の学校は8時45分に始まって、3時15分で終了です。日本で小学校に通っていた時は、4時くらいまで授業があったような気がします。その辺も違いますね。ニュージーランドの教育は、リラックスしているけど、しっかり学べている気がします。一つ年下の妹がいるのですが、私の通ってる学校は妹も入れて日本人が5-6人。同学年だと1-2人だと思います。当然日本語を話す機会も少なくなるので、私にとってはすごくいいです。特に、Year8の時は、日本人が私と妹だけだったので、何が何でも英語を使わないといけない環境でした。色んな国からの留学生もいるので、ニュージーランドの文化だけじゃなくて、他の国の文化にも触れる事ができるので、新鮮で、面白いです。放課後の過ごし方ですが、以前はバレボール部に所属していましたが、今は勉強とアルバイトに力を入れています。もうすぐ試験もありますし。試験は年に3回あります。11月の試験が大きな試験になるのですが、今回のは、そのための練習試験というか。でも、難しいんですけどね。とにかく書く量がすごく多いんです。全部で5教科の試験で、英語、数学、地理、フランス語、ホスピタリティです。ニュージーランドの成績の評価の仕方は、まず、合格(achieved) か不合格(not achieved)かどうかということ。また、合格であっても優(excellent)、良(merit)、可(achieved)があります。大学入学の際には、日本のように、「受験」のために「受験勉強」をするのではなく、高校までの成績で決まるんです。私はもう行きたい大学が決まっているので、今、必死に試験勉強中です。また、5教科の中の、ホスピタリティという教科ですが、日本では馴染みがあまりないですよね。私の高校で学ぶホスピタリティの授業内容は、どちらかというとクッカリーの要素のほうが強いのですが。先日は、お客さん、親、先生達が実際にテーブルにつき、私達生徒がオーダーをとり、調理して、提供するという実践の授業がありました。こういう実践の授業があるのは、すごくいいですよね。実際にイメージも描きやすいですし、そこで興味が湧いて、将来の仕事にしたいかどうかも分かるかもしれないですし。

将来につながる実践的な勉強

North 2年くらい前から、ホスピタリティに興味があり、特にホテルで仕事ができたらいいなと思い始めました。高校を卒業したら、AUTのInternational Hospitality Managementに進学したいと思っています。去年の説明会に参加してから、さらにここで学びたいと思いました。AUTは、最先端の大学でありながらも、伝統的なスタイル、最新のスタイルを取入れ、勉強できる環境なんです。また、実務経験を求めている学生にはとてもいいと聞いています。大学の講義と言えば、100人200人以上の生徒がいるのですが、AUTは、約30人程なんです。学生の1人1人に重点を置いてるような気がして、この大学がいいなと思っています。また、この大学は、企業との結びつきが強いので、ほとんどの学位取得課程でインターンシップ、エクスチェンジがあるんです。私が希望しているコースも、2年目にエクスチェンジができる機会があります。就職にも強いということもあり、この大学が第一志望大学です。高校に入った時に、第ニ言語にフランス語を選択しました。今で5年目になり、聞き取る事はできますが、まだ話すとなると、「あの単語、なんだっけ?」とつまりますね。修得の仕方は、英語と同じだと思います。まず、耳が慣れてきて、話すことができるようになる。言語って面白いですよね。努力した分、必ず自分に返ってくるので。日本語、英語、そして勉強中のフランス語を活かすことができるフランスかカナダで将来は仕事ができればいいと思っています。違う国で自分を試してみたいっていう気持ちが強いですね。

瑠実さんがニュージーランドに来て変わった事

実は、日本にいる時はすごく恥ずかしがり屋だったんです。もちろん、家族や友達とは普通に話しますが、みんなの前で話したり、プレゼンテーションしたりするのはとんでもないことでした。お父さんの友達の家に遊びに行っても、お父さんの後ろに隠れるくらい。それくらいシャイだったんです。でも、ニュージーランドに来てから、英語をとくかく上達させたいって思い、間違ってもいいから、英語を話そうって思ったのがきっかけで、自然と自分から話しかけるようにもなったし、性格も多少変わりましたね。ニュージーランドは人が優しく、親しみやすいというのも自分が積極的になれた一因でもあると思います。改めて、環境が変わるってスゴイなと感じ、ニュージーランドの中学、高校に通えて良かったと思っています。

各種法律や移民局の規定等は改定されている場合があります。詳しくはお問い合わせください。

お問い合わせはこちら