Vol. 179 Pick Up

ニュージーランドで "Let's IKEBANA"!

Sogetsu Teachers' Association of Ikebana


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 四季折々の花や草木を飾り、鑑賞する生け花。英訳では「Flower arrangement」となりますが、色彩を重視する西洋のものとは異なり、日本の生け花は作品の形状やライン、作法などに重きが置かれます。ここ、ニュージーランドでも生け花に親しむ文化があるのをご存知でしょうか。日本の生け花の文化をニュージーランドに伝えようと活動している「草月指導者連盟(Sogetsu Teachers' Association of Ikebana)」についてご紹介します。

1927年に創流された草月流は、池坊、小原と並び、日本の生け花の三大流派の1つ。形式にとらわれることなく、自由な表現を認めるのがそのスタイルです。日本国内だけでなく、海外にも多数支部を置き、オークランド支部は1968年に発足されました。ニュージーランドではオークランドのほか、ウェリントン、クライストチャーチにも支部があります。

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「草月指導者連盟」のオークランド支部には約20人が所属。メンバーは日本人だけでなく、Kiwi(ニュージーランド人)や中国人など多様です。現在支部の代表を務めているバートン久美子さんは、ニュージーランドに移住してから師範免許を取得した一人。また、今年は支部で初となる日本人男性の師範も誕生。師範資格を取得した橋本昌史さんは「女性の先輩方に囲まれて活動していますが、先輩の作品とは一味違った男らしさ、強さを表現できればと心掛けています。お花を見てくれた人の気持ちが少しでも和んだり、癒されるような『男らしい私の生け花』を続けることが目標」と語ります。

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 同支部では毎年、Eden Gardenにて展覧会を開催。草月流の創流90周年を記念して10月に開かれた今年の展覧会のテーマは、「花は、私になる。(The flower becomes me.)」。会場には各師範が手掛けた作品が美しく並び、観客を前にしたデモンストレーションも行われました。「生け花は難しくも、堅苦しくもない。もっと多くの人に生け花を知ってほしいし、知ったらぜひ自分でもやってみてほしい。庭にある花を生けるところから始めてみて」とバートンさん。生け花の文化がニュージーランドで今後ますます広まることを期待しています。

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