Vol. 183 Student

関 萌々恵さん ACG【学生】

大学浪人をやめて留学へ。一度きりの自分の人生、やりたいことをやろうと思いました


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 オークランド大学のビジネスコースへの進学を目指し、ACGのファウンデーション(大学準備)コース「The University of Auckland Certificate in Foundation Studies」で学ぶ関萌々恵さん。自分の心に従って選んだ道を、一歩一歩着実に進む関さんに、現在の勉強の様子や将来の夢について伺いました。

関萌々恵(せき ももえ)さん

 1996年生まれ。大阪府出身。中学生の時にタウランガで1カ月の短期留学を経験。大学受験に失敗し、浪人生活を始めてすぐにかつてのホストマザーから連絡をもらったのをきっかけに再びニュージーランドへ。2016年10月にACGのファウンデーションコースに入学し、オークランド大学のビジネスコースへの進学を目指して邁進中。

大学入試直前に気付いた「違和感」

 ニュージーランドに最初に来たのは中学2年の時です。1カ月間タウランガでホームステイをしながら現地のインターミディエイトスクールに通いました。その学校では、生徒は学校に着くとみんな裸足になるんです。教室でも外でも、下校時間までずっと裸足。お弁当もフルーツとヨーグルトとお菓子、みたいな感じで、日本と全然違っていて「楽しい」って思ったんです。ちょうどその頃、日本の学校で堅苦しさを感じていて。みんな勉強は頑張っていたけど、関係はぎすぎすしていた。ニュージーランドに来て、「ストレスフリーだな」って感じたんです。生徒も1クラス10人くらいしかいなくて。広々していていいなと思いました。
 とてもいい経験をして日本に帰って、親が「大学は海外に行かないの?」って聞いてきてくれたけど、高校は進学クラスに入って周りと同じように受験勉強をしていました。理系だったんですけど、入試の直前に物理の勉強をしている時に「あ、これは私のやることじゃない。私は大学に行ってこれを研究できない」って思ったんです。理系を選んだのも、先生に「文系と理系で迷っているなら理系にしたほうがいい」って言われたから。もともと英語が一番好きだったけど、他の教科はあまり差はなくて。「違う」って気付いてからは勉強に身が入らなくて、受験はしたけど結果は不合格でした。

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ホストファミリーからの連絡が転機に

 高校を卒業して、働きながら浪人して次の年に文系の大学を受け直そうと思いました。アルバイトを始めてすぐに、中学生の時にホームステイをした家のホストマザーから連絡があったんです。「オークランドに引っ越したから、またニュージーランドで勉強するならおいで」って。日本に戻ってから数回しか連絡を取っていなかったのに、タイミングを見計らったように。それをきっかけにニュージーランドもいいなって思いました。親に相談したら賛成してくれて、すぐに準備を始めました。
 3カ月まではビザなしで学校に通えるので、前のホストマザーのところから最初は3カ月間語学学校に通いました。一度日本でIELTSのテストを受けたら平均が5.5で、自分では英語が得意だと思っていたのでショックでした。学校でIELTSの勉強をして、もう一度受けたら6.5まで上がりました。
 一度日本に帰国してアルバイトをしてお金を貯めて、ACGに入学したのは2016年の10月です。今はオークランド大学のビジネスコースに行くためのファウンデーションコースで勉強しています。基本は1年なんですが、私のいる「ファストトラック」は8〜9カ月で修了できるんです。普通は4タームだけどファストトラックは3ターム。その分授業が多くなるけど、期間が長いほど家賃とか生活費もかさむので。授業は統計、計算、経済、会計の4科目を取っていて、時間割は大学のような感じで日によって変わります。

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2国の間で揺れる大学卒業後の進路

 宿題も毎日あって、勉強は正直大変です。記述形式の問題が多いんですが、私はライティングが苦手なので、内容は分かってもどう書いたらいいかが分からなくて悔しくなります。克服するためにたくさん書く練習をして、クラスメイトにはIELTS8.5の子もいるので、添削してもらったりしています。ファウンデーションコースは定期テストの成績が3割、最後のFinal Examの結果が7割で、4科目で400満点中ビジネスコースは6割くらい取れると大学に進めます。
 ビジネスを選んだのは、就職をニュージーランドにするにしても日本にするにしても生かせると思ったから。大学を卒業したらどうしたいか、まだ具体的には決まっていません。でも、ニュージーランドで就職するとしたら、銀行で働くのが夢なんです。銀行口座を開設する時にちょっとしたトラブルがあって、日本語が話せる中国人スタッフの人が助けてくれたんです。かっこいいなって。もし銀行で働けたら私も留学生とかを助けられたらって思います。
 もう一つは、日本に帰って英語の教師になりたいとも考えています。留学をしてとてもいい経験をさせてもらっているので、それを生かせたら。日本の友達の中には「英語の面白さが分からない」っていう人もいるけど、学問としてじゃない、もっと楽しい魅力が英語にはあると思うんです。英語を話していると、自分が努力した証みたいな気がして。前は伝えられなかったけど新しい単語を使えるようになって話せるようになったり。日々実感できるのが嬉しい。教師になったらそういうのを伝えたいです。

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「自分らしく」毎日を過ごすために

 もし日本で大学に受かっていたら、そのまま行っちゃっていたと思います。周りと違う道を行くのをためらう気持ちもなかったわけではないので。でも最近は「自分の人生なんだから自分のやりたいことをやろう」って思うんです。やりたいことをやって、いつ死んでもいいって思えるくらい。だから何にでも挑戦しようって思っています。運転免許を取る準備を始めたり、学校を卒業したらクラスメイトの中国人の友達と日本と中国、ほかのアジアを旅行することも計画しています。
 年末に日本に帰った時には成人式に出てきました。前から着物も用意していて、どうしても出たかったので。ちょうど学校の休みと重なったので出席できました。久々に同級生に会って、色々話して、楽しかったです。留学の話をしたら「まじかー、ぶっとんでんなー」って言われて。でも応援してくれました。うらやましいって言ってくれる人もいました。
 留学はもちろん、大変なこともあります。親と離れているし、気軽には日本に帰れないし。家族とはあんまり電話したりしない方で、お母さんが1日に1回、LINEでスタンプを送ってくるのでそれに返すくらい。元気だよって。将来についてはまだ分からないけど、大学に入ったら3年あるので、色々経験したいですね。

▼大学進学のための勉強もできるACGの記事を読む

http://www.ecube.co.nz/content/1680

▼ACGシニアカレッジで高校留学した学生の体験談も読む

http://www.ecube.co.nz/content/1711

カテゴリ:Student,英語で学ぶ
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