Vol. 184 Pick Up

World Masters Games - 2:タレント・杉村太蔵さんインタビュー -


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 元衆議院議員でタレントの杉村太蔵さんは、テニスのエキシビションマッチに出場し、ウィンブルドン出場経験もあるニュージーランドの元プロ選手を相手に見事勝利しました。「日本での開催の盛り上げに一役買いたい」と話す杉村さんにオークランド大会の感想と4年後への意気込みを伺いました。

 今年に入ってからWMGというものを知り、次の開催地が関西だと伺って、それに向けて日本国内も盛り上げていきたいと思い、PRのためにオークランドへやって来ました。スケジュールの都合で選手としての参加はできなかったのですが、エキシビションマッチの機会を設けていただき、地元の名プレーヤーのお相手をさせていただきました。最終的にはゲームカウント3-2で時間切れになり勝利したんですが、緩急をつけた、プロの技を見せつけられました。

 今回の滞在ではテニスの他にも野球、ラグビー、サッカー、陸上競技を観戦しましたが、選手の皆さんがとても生き生きとプレーされているのが印象的でした。陸上競技では高飛びの75歳以上の部門を観戦したんですが、最初は80センチからスタートするんです。失礼だけどまたいでも越えられる。でもそれが90センチ、1メートルとなってくると、75歳以上、中には80歳を超えた選手が真剣に挑む姿には、オリンピックにはない感動を覚えました。10代で100メートルを9秒台で走る世界記録も素晴らしいけど、80歳を過ぎて高飛びで1メートルを超える記録もとても素敵だと思います。

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 「原則30歳以上であれば誰でも参加できる」というのがこの大会の最大の特徴です。次の関西大会ではもちろん私も出場したいと思っていますが、私の父とダブルスを組んで参加するのもいいなと思いました。私は小学生からテニスを始め、1997年の国体の少年男子ダブルスで優勝しているんですが、私の父もインターハイの北海道大会で連覇した選手なんです。大会の面白さは記録が残るということ。私が今回オークランドでエキシビションマッチに参加して、2021年に父親と出場する。そして何十年後かに私の娘やその孫も同じ大会に出場する。「レガシー」のようなものが刻めるというのは人生をとても豊かにしてくれます。とても素敵な大会のコンセプトだと思いますね。
184pickup04_(C)CMGSPORT2017LIMITED_ALL RIGHTS_RESERVED.jpg もちろんメダルを競うこともあるけど、大切なのはいかに生涯にわたってスポーツを続けるか。最近よく言っているのが、「無理なボールは追いかけない」。学生やプロだったら最後まで諦めずにボールを追いかけることが大事ですけど、生涯スポーツにおいては無理をしないことです。勝ち負けもありますが、それよりも1ポイントでもいいから、自分が満足できるような瞬間があればいい。今回の試合で、マッチポイントでサービスエースを取ったんです。これが過去30年くらいテニスを続けている中で一番いいサーブだった。試合全体のスコアも大事ですが、この一瞬があればスポーツを続けるモチベーションになります。
 4年後の大会に向けて感じたことは、海外へのPRの大切さです。オークランドの前の開催地はイタリアで、とても国際色豊かで盛り上がったそうです。今回ニュージーランドは地の利では不利なはずだけれど、それでもヨーロッパやアメリカ、日本からも多くの人が参加しました。今回1万人の外国人選手の参加があったそうですが、関西大会ではなんとか目標を高く2万人を目指したい。「ワールド」と名前が付きながら、日本人対日本人の対戦ばかりでは面白くありません。
 外国からの参加を増やすためには、政治の力も借りてもいいと思います。例えば、国会議員には国連加盟国の議員連盟というのがあるんです。各国の議員連盟を通じて、招待選手制度のようなものを用意するのもいい。そのくらい力を入れる意義がこの大会にはあると思います。そういった働きかけに力になれるのであればぜひやらせていただきたいと考えています。
 オークランドは初めて来ましたが、きれいな街で食べ物もおいしく、治安も良く、人も親切で大好きになりました。来てみて気付いたのは、子どもをとても大切にする国だということ。今回訪れた陸上競技場にはトラックのすぐ隣に滑り台があったり、テニス会場では子ども用のテニスコートがあったりと、子どものためのスペースが用意されていました。スポーツを次の世代に普及させるという点では、ニュージーランドは一流だと思いました。関西大会に向けて日本は見習うべきですね。今度はぜひ、子どもを連れて家族と訪れたいと思います。

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