Vol. 186 NZ保険コラム

第4回 どこで入る?旅行・留学生保険


新田直人

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 ワーキングホリデービザやワークビザ、学生ビザ、観光ビザでニュージーランドに来る方が保険に入る方法は大きく分けて3つあります。今回は、それぞれの保険のメリット・デメリットについて考えてみます。

新田直人
 ニュージーランド政府公認のファイナンシャルサービスプロバイダー。AIA Financial Services Network所属のFSNシニアアドバイザーとして、医療保険や死亡、疾病保障といった生命保険からワーキングホリデーや旅行者向けの保険、留学生保険などを扱う。

①日本で入る海外旅行保険

 加入時に日本語が通じる、電話や現地のサービスデスクなどで日本語サービスがある、医療機関での通訳代が保障される、ほぼどこの国でも使える、など多くのメリットがあります。どうしても現地での英語が不安、ニュージーランドだけでなく、世界各国を回るといった場合は日本の旅行保険が良いかもしれません。一方、最大のデメリットは値段がかなり高いこと。期間や年齢にもよりますが、ニュージーランドで入る保険に比べ3〜4倍近い値段になることがあります。

②クレジットカードの付帯保険

 日本の海外旅行保険と似ていて、手続きなどもあまり必要ない場合が多く、とても便利です。しかし一般的に日本出国後3カ月しか保障がない場合が多く、また付帯保険を使うためには「カードを利用して航空券を買う」といった何らかの条件が付いたり、保障の範囲が狭い場合がある、延長ができない場合がある、思っていた保障が付いていない、など事前に確認をしておかないと思わぬ落とし穴があります。

③ニュージーランドで入る旅行保険

 1つの事故につき、$50~$100の免責(自己負担)がある、医療通訳が保障の対象外、ニュージーランド国外の保障に制限がある、コミュニケーションは英語が基本、といったデメリットはありますが、最大の魅力はその値段。日本の保険の半額以下は普通で、中には4分の1といったケースもあります。一番心配な医療の面は十分な保障があり、安いからといって決して日本の保険に劣りません。「保険なしで出掛けるのは不安だけど、日本の保険は高い」といった場合にはぴったりかもしれません。

*ニュージーランド国外を旅行する場合

 ニュージーランド国外を旅行する、ワーキングホリデーで他の国に行くといった場合は注意が必要です。ニュージーランド発の海外旅行保険はニュージーランドに戻る居住者を対象としているため、ビジターやワーキングホリデーメーカー、留学生の方は加入できないのが一般的です。前述のニュージーランドで入る旅行保険の一部として保障がある場合もありますが、いろいろと制限があります。また、日本の旅行保険は日本出国後は加入できません。もし他国を回ることを予定されているのであれば、十分ご注意ください。たとえ高くても、あらかじめ日本の旅行保険に入った方が良い場合があります。

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カテゴリ:NZ保険コラム
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