Vol. 188 Student

佐藤花音さん DynaSpeak【学生】

ニュージーランドで留学×ダンス 勉強に練習にフル活動の毎日 「英語もダンスももっと上を目指したい」


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 8歳でダンスを始めた佐藤花音さんは現在高校2年生。ニュージーランドのダンスチーム「Royal Family」へ入団することを目指して留学を決めました。日本人で初めてオーディションに合格し、DynaSpeakで英語の勉強をしながらチームの一員として活動。「ダンスと勉強の両立は大変。でも高校を卒業したら必ずまたニュージーランドに戻ってきたいんです」と話す佐藤さんにお話を伺いました。

佐藤花音(さとう かのん)さん

 2001年生まれ。宮城県出身。常盤木学園高校2年生。8歳でダンスを始め、ニュージーランドのダンスチーム「Royal Family」に憧れ留学を決意。学校の留学プログラムで2017年1月にニュージーランドへ。「Royal Family Varsity」のオーディションに合格しDynaSpeakで勉強しながら練習に励んでいる。8月にはアメリカで開かれたHHIの大会に出場した。

憧れのチームを目指しニュージーランドへ

188student_04.jpg ダンスを始めたのは8歳の時です。母が歌手のAIさんの大ファンで、一緒にコンサートに行った時、バックダンサーの踊りを見てかっこいいと思ったのがきっかけです。私の憧れのチームが「Royal Family」というニュージーランドのチームで、ずっと動画を見て追いかけていました。「いつかはこのチームに入りたい」と思ったことからニュージーランドに留学しようと決め、高校も留学プログラムのある仙台市の常盤木学園高校を選びました。
 常盤木学園高校の国際コースの生徒はみんな在学中に留学します。私は今年の1月にオークランドに来ました。到着して2週間後にRoyal FamilyVarsityというティーンエイジャーのグループの入団オーディションがあり、ニュージーランドだけでなく海外からもたくさんの人が受験しに来ていました。当時は英語があまり話せず、周りが何を言っているのかもよく分からない状態でしたが、なんとか30人の合格者の1人に選ばれました。今はDynaSpeakで英語を勉強しながら、グループのメンバーとして活動しています。

チームメートと猛特訓 海外大会にも出場

188student_03.jpg 学校では午前11時から午後5時まで勉強し、終わったらそのまますぐにダンスのレッスンに向かって、6時から9時まで練習しています。基本的に休みはなく、土日も毎日練習があります。8月にアメリカのアリゾナ州で開かれた「HHI(Hip Hop International)」という大会に出場したんですが、その前の追い込みの期間は朝の10時から夜9時まで練習しました。
 グループに入ったばかりの頃は、チームメートが話していることが全然聞き取れませんでした。チームメートはKiwiの子ばかりで、日本人で入団したのは私が初めてみたいです。でも、今は少しずつコミュニケーションが取れるようになってきていて、アメリカに行った時も一緒にプールや遊園地に行ったり、買い物をしたりして楽しく過ごしました。
 私が所属しているRoyal Family Varsityのチームは毎年オーディションをしてメンバーが決まります。入れるのは18歳までと決まっていて、18歳以上になるとトップのRoyal Familyのオーディションを受けられるんですが、それがすごく難しい。高校を卒業する時にダンスをやめてしまう人もいるので、今のメンバーと一緒に活動できる時間は限られています。本当は来年もこのまま残りたいけど、日本に戻って高校を卒業しないといけないので残れないのが残念です。

友人の言葉で苦しい時期を乗り越える

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 正直に言って、ダンスと勉強の両立はしんどいです。毎日朝から晩までフル活動だし、学生ビザは出席率も条件をクリアしなければいけないので、練習や大会との調整が大変です。初めのうちは周りともコミュニケーションが上手く取れなかったので、精神的に参ってしまった時期もあって、高校の友達に話を聞いてもらっていました。留学している国は違うけど、友達も今アメリカで勉強していて、留学生活のことなどを分かってくれるので。「みんな同じ期間に留学していて、同じように大変なこともあるし、だから大丈夫だよ」と励ましてもらえたのが心強かったです。
 DynaSpeakの先生はとても優しくて、面白いし、授業も分かりやすいです。今は会話と文法の集中クラスで勉強していて、ダンスのチームメートと話す時にも役に立っています。ホームステイ先の家族もいい人たちです。子どもが5人いて、同じ年頃の子が2人いるので、話しやすくて楽しいです。
 アメリカでの大会の後はダンスのレッスンが2週間休みになったので、ホストファミリーとたくさん話したり、ご飯を食べたりしました。いつもは練習が忙しくて一緒に夕飯を食べられないので。あとは高校の友達と遊びに出掛けました。でも、しんどいって思っていたのに、ダンスの練習がないと寂しくて。結局2週間待てずにレッスンに行ってしまいました。やっぱりダンスが好きなんです。

「好きだから学ぶ」 成長できる留学

188student_02.jpg 来年の1月に帰国して、高校であと1年勉強して卒業したらまたニュージーランドに戻ってきたいんです。HHIでは結果は10位で、決勝に進むことはできなかったけど、やっぱり自分のチームのダンスが一番かっこいいと思いました。Royal Familyのダンスはベースにサウスパシフィック系の要素を取り入れていて、動きや表情が他のチームとは違い、独特です。トップのチームはジャスティン・ビーバーの「Sorry」という曲のプロモーションビデオにも出演しています。
 一度、母と弟がニュージーランドに遊びに来てくれたことがあって、私のダンスを見ていってくれたんです。母もこのチームの大ファンで、号泣していました。日本に帰るまでにもっと上手くなって、今度戻って来たら「Royal Family」に入りたい。英語も、もっとチームメートとコミュニケーションが取れるようになりたいです。今も話はできるけど、ちゃんと返せていないところがあるので。文法をもっと勉強したいと思っています。
 私はもともと英語が苦手でした。でも絶対にニュージーランドに来てダンスをしたかったから、留学するために国際コースのある学校に入って勉強しました。高校生での留学は、最初のうちは大変なことも多いです。私はこれが初めての海外生活で、ホームシックにもなりました。でも、慣れてきたらすごく楽しくなる。今は逆に帰りたくないって思っているくらいです。今まで経験できなかったことをできるようになるので、留学を考えているならすべきだと思います。

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