Vol. 189 Student

片桐 隼さん NZLC【学生】

ニュージーランドでワインとの新たな出合い 「やるからには本気で挑戦する」 初めての留学で夢に向かって前進し続けます


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 「英語を勉強したい」と、仕事を辞めて日本を飛び出し、ニュージーランドで留学を始めた片桐隼さん。ニュージーランドでワインの魅力に惹き込まれ、クライストチャーチにあるリンカーン大学のブドウ栽培・ワイン醸造コースへの進学を目指し、現在はNZLCのIELTSコースで試験対策の勉強に励んでいます。1年間かけてニュージーランド国内を巡り、人生の新たな目標を見つけた片桐さんにお話を伺いました。

片桐隼(かたぎり はや)さん

 神奈川県出身。かつて家族旅行で訪れたニュージーランドに2016年2月、留学のため再渡航。NZLCのオークランド校で6カ月英語を学び、ワーキングホリデービザに切り替えて1年間ニュージーランド国内を周遊。旅をする中で出合ったワインに興味を持ち、大学でブドウ栽培とワイン醸造を学ぶため入学に必要なIETLS6.5の取得を目指し、再びNZLCで勉強中。

「本気でやりたいことを」退職して留学へ

 日本の大学では心理学を専攻していました。カウンセラーの仕事にも興味はあったけど、資格を取るためには大学院を卒業しなければならず、当時はそれが難しいと感じ、諦めました。周りに流されるように就職活動を始め、心理学と関連した仕事でやりたいことが見つからないかと模索しましたが、結局上手くいきませんでした。
 もともと手先は器用な方で、ものづくりが好きだったということもあって、卒業後はレストランのキッチンで働き始めました。料理を出した相手からすぐに反応が返ってくる仕事にやりがいを感じる一方で、飲食業の不規則なライフスタイルや日本社会のがつがつした働き方は自分には合わないと感じるようになりました。
 働き始めて2〜3年経ち、「このままでいいのか」と将来に不安を覚え始めた頃、昔から僕に海外留学を勧めてくれていた父の後押しもあって、思い切って海外に飛び出すことにしました。英語を身に付ければ、今後関わっていく人の幅も広がると思い、「行くからには本気でやりたいことを見つけよう」と日本を発ちました。

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ワインとの出合い、新たに見つけた目標

 留学先にニュージーランドを選んだのは、以前家族旅行で訪れた時に自然がきれいだったのと、海や丘が近い景色が実家の周辺を思わせる懐かしい雰囲気で気に入ったからです。他の国に行くという選択肢は初めからあまりありませんでした。2016年2月にオークランドのNZLCに入学し、初めの3カ月は一般英語コースで勉強し、そのあとIELTSコースに移動しました。
 当初の予定は6カ月の語学留学と1年間のワーキングホリデー。9月上旬に学校を卒業し、学生ビザからワーキングホリデービザに切り替えました。1年かけてニュージーランド国内を旅して回り、間に仕事も経験しました。時間をかけて旅行する中で知ったのが、ワインの魅力。もともと特別ワインが好きというわけではありませんでしたが、ニュージーランドにはワイナリーがたくさんあり、訪れてテイスティングをするうちに「おいしいな」と思うようになったんです。1年間で有名なワインの産地やワイナリーにはほとんど行きました。
 実際にワイナリーの仕事を体験させてもらう機会もありましたが、力仕事の多いフィールドワークはとにかく大変。体力的に厳しいと思いましたが、ワインへの関心は薄れず、醸造や味の管理など、室内をメインに行う作業に興味を持ちました。ワインについてもっと理解を深めたいと思い、ニュージーランドの大学でワインの勉強しようと決めました。

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日々実感する時間を積み重ねる大切さ

 目標はクライストチャーチにあるリンカーン大学でブドウ栽培と醸造学(Viticulture and Oenology)のコースに入ること。入学にはIELTSでオーバーオール6.5の英語力が必要です。僕は自主的に勉強できるタイプではないので、学生ビザを取得し、再びNZLCのIELTSコースに入学しました。
 NZLCを選んだ理由の1つが、一般英語やIELTSだけでなく、ビジネス英語やTOEIC、TECSOLまでカバーするプログラムの多彩さ。僕は最初に入学した時、英語を勉強したいという強い思いはあっても、その後どうしたいかという明確な目標がなかったので、一般英語コースで基礎を固めてから次のステップに合わせ、幅広いプログラムの中からコースを選択できることが魅力的でした。また、留学産業のエージェントや学校を評価する「STMスターアワード」という賞で、南半球の語学学校部門で最優秀賞を受賞しているという点でも信頼が置けると思いました。
 実際に入学してみて思ったのは、先生の質が良いということ。NZLCのIELTSコースには「スタディーサポート」というシステムがあって、予約をしておくと放課後にマンツーマンで先生が勉強を見てくれたり、相談に乗ってくれたりします。短時間ではありますが、繰り返し利用すれば大きな差が生まれます。ネイティブの先生と話す時間が持てるというだけで、スタディーサポートを使わない手はありません。
 最近、「英語力が伸びたな」と実感する出来事がありました。けがをして病院に行った時、医者とスムーズに話ができたんです。病院から出してもらった診断書にも「彼は日本人(英語上級者)」と書いてあって。とても嬉しかったです。

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189student_02.jpgワインメーカーの夢に向かい一歩ずつ前進

 IELTSで目標のスコアが取れたら、来年の1月からリンカーン大学に進学する予定です。僕は日本の大学の卒業資格があるので、1年間で修了できる準修士(Graduate Diploma)のコースを受講します。実際に大学に行ってスチューデントサービスの担当の人と話したりしましたが、学部の内容を説明をするだけでなく、大学の中を案内してくれたり、教授に会わせてくれたりと、対応がとても良かったのを覚えています。
 コースを卒業すると1〜2年のオープンビザの申請資格がもらえるので、まずはワークビザの取得を目標にしています。ニュージーランドで急成長中のワイン産業は、仕事をしていく上で難しい部分もあるかもしれませんが、せっかく来たのでこの国で頑張りたいと思っています。
 ニュージーランドには日本人オーナーが運営しているワイナリーもすでにたくさんあり、僕がやろうとしていることは二番煎じかもしれない。でも、「遅く始めた方が負け」ということはないはずです。ニュージーランドでワインメーカーになるために、今後はさらに経験を積んで知識を蓄え、夢に向かって歩き続けたいです。

カテゴリ:Student,英語で学ぶ
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