Vol. 189 NZ保険コラム

第7回 がん治療をカバーしてくれる保険は?

ニュージーランドの保険のハナシ


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 「がん保険や女性特有のがんに特化した保険はありませんか」というお問い合わせをよくいただきます。特に婦人科系のがんに関心のある方も多いことと思います。日本の保険とは名前は異なりますが、ニュージーランドにも似たような保障内容を持つ保険があります。

新田直人
 ニュージーランド政府公認のファイナンシャルサービスプロバイダー。AIA Financial Services Network所属のFSNシニアアドバイザーとして、医療保険や死亡、疾病保障といった生命保険からワーキングホリデーや旅行者向けの保険、留学生保険などを扱う。

三大疾病の治療を保障する「疾病保険」

 日本のがん保険や医療保険のように特定の症状、病気について保障する保険をニュージーランドでは「トラウマカバー」「クリティカルイルネス」などと呼びます。「疾病保険」といわれるこれらの保険は、会社によって対象とする病気や症状は多少異なりますが、大抵は「Critical Cancer」「Stroke」「Heart Attack」という、いわゆる三大疾病を保障内容に含んでいます。
 疾病保険は、連続した2年以上のビザがあれば加入することができます。保障額で掛け金を調整することができ、メディカルインシュランス(医療保険)よりもリーズナブルに設定されているので、加入を検討しやすい保険でもあります。対象となる症状や病気についてや具体的な掛け金など、詳しくは直接お問い合わせください。

メディカル・日本の保険と疾病保険の違い

 疾病保険をメディカルインシュランスと誤解される方が多いのですが、2つを比較した時の大きな違いは保険金の行き先です。メディカルインシュランスは私立病院での治療費を保障の対象とし、実際にかかった費用が保障され、手元にお金は残りません。対して一時金タイプの疾病保障は、契約した保障額が支払われ、使い道に制限はありません。治療費を含め費用がいくらかかったとしてもあらかじめ決められた契約額が支払われます。また、このタイプの保険は日本にいても保障を受けることができるものがほとんどです。
 疾病保険の内容は、日本のがん保険や医療保険と似ていますが、がん保険の保障対象はがんだけです。また、日本の医療保険によくある入院給付金の「日額XX円」という保障額は、健康保険があることを前提にしているため、ニュージーランドの私立病院の治療費には到底足りません。

追加しておいて安心、婦人科系がんの特約

 疾病保険の内容に婦人科系のがんの保障を追加できる特約がある保険もあります。まず疾病保険に加入することが条件なので、特約単体での契約はできません。額にもよりますが、追加で必要になる掛け金も低料金の場合がほとんどなので、女性の場合は婦人科系がんの特約を付けることを強くおすすめしています。

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カテゴリ:NZ保険コラム
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