Vol. 192 Student

小野麻里子さん Cornell Institute of Business & Technology【学生】

憧れていた海外移住、一歩ずつ夢へ近づいていく感覚に喜びを感じずにはいられません


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 日本では「JR」にて駅員、そして車掌として忙しく毎日の業務をこなしていた小野麻里子さん。英語教室への通学や海外旅行、短期ホームステイなどを経験した学生時代を通し、2016年8月からはCornell Institute of Business & TechnologyのCookeryコースで勉強中。永住権の取得を最終目標に、シェフになるべく力強く進み続ける小野さんにお話を伺いました。
※2018年3月現在、CookeryコースはPBRSにより運営中。

小野麻里子(おの まりこ)さん

 静岡県出身。2016年8月、幼い頃からの夢だった「海外移住」を実現させるべく、ニュージーランド留学を実行。最初の3カ月を語学学校で過ごした後IELTS5.5(オーバーオール)を取得し、現在はCornell Institute of Business & Technologyの2年制のCookeryコースで勉強中。最終的には永住権取得を目指し、日々邁進中。

「いつかは海外に」夢への第一歩

192student_01.jpg 小さい頃から海外生活に興味があって、本格的な留学でやりたいことに少しだけ近づけたと感じたのは大学生の時。休学をして一年間のニュージーランド留学をしたんですけど、新しい環境で頑張っているうちに楽しくなって、当時は時間に限りがあったので一度帰国しなければならなかったものの、いつかはまた戻って来たいと強く思いました。
 でもなかなかきっかけが掴めず、大学では国際経営学を専門に勉強し、卒業後は鉄道会社のJRに入社して4年間駅員、さらに後の4年間を電車の車掌として過ごしていました。日本の電車は時間に正確で秒単位で動いているし本当にすごいと思います。私自身、日本では車掌として細かい時間設定に合わせて生活をしていたということもあって、ニュージーランドでの滞在が1年半になる今ようやく、公共交通機関が5分や10分遅れることが多々あるこの国のゆったりとしたペースに慣れてきたところです。
 「留学したい」と打ち明けた時、心配してくれた友達や親には反対されました。周りに留学経験がある人もいなかったし、日本で8年間続けた仕事を辞めることになるからです。それでも私の意志が変わることはなく、頭の中はもうすでにニュージーランドへの渡航に切り替わっていて。人生は一回きりなので自分のやりたいことを貫こうと思いました。

隙間時間を利用して英語の勉強

192student_03.jpg ニュージーランドに留学すると決めてからも実際に渡航するまでは仕事も続けていたので準備らしい準備はあまりできず、唯一していたことといえばうまく時間を見つけては英語の勉強をしていたぐらいです。
 もともと小さい頃から海外に興味があったということもあり、小学生の時には英語教室に、中学生の時には海外での短期ホームステイや海外旅行を経験したりもしていたので英語に対しても苦手意識はなかったんですけど、仕事でも使う機会はめったになく特に得意というわけでもありませんでした。
 英語の勉強というのは人それぞれに合った方法があると思っていて、私に関して言えば、いつも「DUO」という本を使っていました。中に記載されている例文を頭の中に入れて、それから実践的に活用できるよう何度も反復練習していると、いつの間にか実生活での応用が利くようになっています。空いた時間に少しずつ読み進められるので、忙しくてまとまった時間が取れない人にもおすすめです。
 今、私が在籍している学校では周りに日本人があまりいません。授業ももちろん英語で行われるので、長年にわたり日本で身に付けてきたインプットの知識をアウトプットさせるには抜群の環境です。昔から憧れていた生活に一歩近づけた感じがして、とても充実した日々を送っています。

未経験からのステップアップ

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 ニュージーランドに到着したのは2016年8月のことです。最初の3カ月間は日本で取得したワーキングホリデービザを使って語学学校に通っていました。そこで語学力をアップさせてオーバーオールでIELTS5.5を取得し、学生ビザに切り替えてから「Cornell Institute of Business & Technology」に入学しました。今は2年制のCookery(調理)コースで勉強しています。
 一緒に机を並べる個性豊かな仲間たちは年齢も国籍も違い、料理経験がある人から全くない人までさまざま。私自身調理は未経験だったんですけど、授業ではまず正しい包丁の持ち方から教えてくれるし、1年目は本物のシェフである講師が実際に手本を見せながら丁寧に説明してくれるのでとても分かりやすくて助かっています。
 実技はもちろんのこと、栄養学や外国の料理、さらにはコストの計算などまで就職後に役立つ知識を身に付けられる座学の時間も多く、私が学校に通っている月曜日から木曜日の中でも週の最初の2日は机と向き合い理論を学んでいるんです。シェフになるためには料理の腕前が必要なだけでなく、知っておかなければならないことがたくさんあります。

目標は永住権 シェフとしての道

192student_02.jpg 長年JRに勤めていた私が学生ビザを取ってCookeryコースを選んだのは、将来的に永住権を目指したいと考えているからなんです。料理に関しては素人で家事をなんとかこなせるぐらいのものだったんですけど、実際に始めてみると楽しくて。学校で似たような目標を持った仲間たちと新しい知識や経験を積み重ねていくたび、知ることの喜びを感じています。
 留学生活もあと半年となりラストスパートを切りました。先立っての目標としては、卒業後にシェフとして就職しワークビザを取得すること。そこから始まり、ゆくゆくは永住権を取れればいいと考えてはいますけど、きっかけは何にしろせっかく自分の力で歩き出した料理の道なので、どんどんと腕を磨いて最終的にはシェフの中でもトップランクに位置する「ヘッドシェフ」になりたいです。
 今では応援してくれているとはいえ、周囲に反対されたところを説得する形で実現させたニュージーランド留学です。日本での安定した生活を置いてまで明確な見通しが立たない海外生活を選んだということ、それに留学費用を全額自分で支払っているということもあって、現時点での目標は「出席率100%」。やるからには必ず成し遂げる覚悟で、今は学校で学べる全てのことを可能な限り吸収していきたいと思っています。

カテゴリ:Student
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