Vol. 192 NZ保険コラム

第10回 本当?嘘?KIWIの生命保険事情


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多くのニュージーランド人は生命保険に加入していないという話を耳にすることがあります。これが嘘か本当か、今回は統計で表れた数字で見ていきましょう。

新田直人
 ニュージーランド政府公認のファイナンシャルサービスプロバイダー。AIA Financial Services Network所属のFSNシニアアドバイザーとして、医療保険や死亡、疾病保障といった生命保険からワーキングホリデーや旅行者向けの保険、留学生保険などを扱う。

下から3番目の保険加入率

192hoken_table.jpg 少々古い情報になってしまいますが、2015年に行われた調査において、ニュージーランド人の生命保険加入率がOECDに加盟をしている31カ国の中で29番目という発表がありました。
 「下から3番目」というと低く感じてしまいますが、実際にはどのくらいの人が加入しているのでしょうか。
 右記表が示すのは、家族構成別の生命保険(死亡保障)加入率。全体では57%、独身や若い子どものいないカップルは30%と低くなっていきます。シングルペアレントの場合は55.5%で、夫婦の一人だけが働いている家族、小学校に通う、あるいはティーンエイジの子どもがいる家庭では70%超えという結果です。

子どもを持つ家庭の多くは保険に加入

 保険に入らないイメージの強いニュージーランド人でも、子どもを持つ家庭の多くは生命保険に加入しています。残り30%の生命保険に入っていない家庭の理由はさまざまですが、万が一に備え、特に下記3つのポイントは考えておく必要があります。
※ 国にはどういった社会保障があり、どういったケースで受けられるのか。
※ ACCは病気には使えないことや、保障を受ける場合、どの程度なのか。
※ 万が一のときに当面必要な貯蓄や財産はあるのか。
 貯蓄や財産は家庭によって、ACCや社会保障は財産や家族構成によって異なるので、注意が必要です。

保険は最高の「リターンがある金融商品」

 万が一の出来事が起きたとき、国やACCからの保障、貯蓄などで足りない部分を保険でカバーするのは賢明な方法といえます。ケーススタディーで見てみましょう。
例:35歳、非喫煙者、男性。期間は子どもが成人するまでの20年間。保障額は25万ドル。
 A社で掛金が20年間変わらないタイプの保険に加入した場合、掛金は月々40ドル弱ほど。何もなければリターンは特になく月額を支払うだけですが、保障は加入日から受けられるため、万が一のときは最高でなんと6250倍のリターンになります。
 万が一に備えるというのは大事なことです。何かあったときのために生命保険も貯蓄と併せて検討し、すでに加入している場合でも今の保障は自分のライフスタイルに合っているのか一度見直してみましょう。
 生命保険についてはブログでも解説しています(http://nz-hoken.com/category/life-insurance)。

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カテゴリ:NZ保険コラム
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