Vol. 197 NZ保険コラム

第15回 保険でもう悩まない!トラウマカバーの話


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 年齢が若かったり独身だったり、ワークビザで2年以上の長期滞在だったりしても、日本に帰国するかもしれないというような人だと、健康に関する保険はなかなかピンとこないかもしれませんが、「医療保険は少し負担が気になる」「でも海外で暮らしていくのに全く加入しないのも不安」という人は案外多いもの。今回はそういった人にぜひ知っておいてほしい「トラウマカバー」についてお話します。

新田直人
ニュージーランド政府公認のファイナンシャルサービスプロバイダー。AIA Financial Services Network所属のFSNシニアアドバイザーとして、医療保険や死亡、疾病保障といった生命保険からワーキングホリデーや旅行者向けの保険、留学生保険などを扱う。

トラウマカバー(疾病保障)とは

 適用範囲が狭い保険になってしまいますが、特定の大きな病気のみ保障されるということもあって、掛金が比較的リーズナブルな値段設定になっているのが特徴の「トラウマカバー」。
 保障される症状・病気は会社によって異なりますが、いわゆる三大疾病(Stroke, Heart Attack, Critical Cancer)はほとんどの場合、含まれます。これに加え、会社によっては20~50種類ほどの症状や病気が発症した際に下りる仕組みとなっています。

保険の働き方を知る

 医療保険ではないため、治療費が幾らかかったか、何日入院したかといったことは問題ありません。約款で決められた所定の症状が現れたときに、契約した保険金を受け取ることができます。さらに病気にかかった場所も決められておらず、ニュージーランド国内はもちろんのこと、日本を含むその他海外でも保障を受け取ることができることが多いようです。
 中には、「Funeral Benefit」という名称で若干の死亡保障を含んでいるものもあり、例えば、亡くなったときに1万5千ドル程度の保障が付く構成のポリシーや、数ドルを重ねて支払っておけば死亡保障を加えられる場合などがあります。

掛金設定の例:

 もちろん、保障額が大きければ大きいほど、その分の掛金も必要となります。しかし、予算に合わせた適度な保障額を設定し、極力負担がかからないようにすることも可能です。

女性 35歳、非喫煙者 保障額5万ドル(婦人科系がんの特約含) $23.20 / 月
男性 32歳、喫煙者 保障額3万ドル $21.68 / 月

 なお、掛金は全て一年更新となっています。

加入に対する注意点

 ワークビザ保持者は、一定数以上ニュージーランドを離れてしまうと自動的に失効してしまう場合や、会社によっては加入を認めていない場合もあるので、まずは確認してみることをおすすめします。また、ワーキングホリデーやビジター、留学用のビザは加入不可です。中でも特に、留学生保険やニュージーランド発の海外旅行保険の代わりとしては機能しないので、注意しましょう。詳しい加入条件や掛金についてのご質問は、直接お問い合わせください。


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