Vol. 198 NZ保険コラム

第16回 住宅ローンで生命保険


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 ニュージーランドで暮らす人たちが生命保険に入るタイミングの大きなきっかけの一つは、住宅の購入。皆さんが住宅ローンの返済に、保険を掛けることが重要だと感じている証拠です。今回は、大きな財産を守る保険、万が一のときに返済が滞らないよう、負債(ローン/モーゲージ)から住宅を守る保険についてご紹介します。

新田直人
ニュージーランド政府公認のファイナンシャルサービスプロバイダー。AIA Financial Services Network所属のFSNシニアアドバイザーとして、医療保険や死亡、疾病保障といった生命保険からワーキングホリデーや旅行者向けの保険、留学生保険などを扱う。

「死亡保障」で返済して家族を守る

 最もベーシックな方法として挙げられるのは、死亡保障で住宅ローンを返済するということ。万が一、メインインカム(主な所得源)の方が亡くなられたときに住宅ローンがあった場合、ご家族の方が大変なことになるでしょう。
 特に子どもが小さかったりしてパートナーが十分に働けないというときには、非常に重要な手段になります。死亡保障は掛金が安いため、借り入れと同額の保険を掛けることが多いようです。

病気やけがの緊急事態でも安心「モーゲージプロテクション」

 死亡保障の次にポピュラーなのが、例えば病気やけがで働けなくなったとき、代わりに毎月の返済を保障する保険です。こちらには仕事を解雇され、職を失ったときの保障も組み入れることができます。
 一方、モーゲージプロテクションに加入する際には、注意しなければならない幾つかのポイントがあります。まず、職業により掛金が変わってくるということ。そして、保障期間が限定されていて、支払いが開始される前には待機期間があるということ。申し込む前にしっかりと確認し、内容を把握しておくことをおすすめします。
 また、病気やけがで働けないときに収入を保障してくれる「インカムプロテクション」と似ていますが、インカムプロテクションの場合、保障がオフセットされることがあります。つまり、ACCなどからのサポートによりほかに収入源があると見なされると、その分の金額を差し引いた保険金のみが下りることになるのです。
 対して住宅ローンの保険にはオフセットがない場合が多いのですが、こちらもやはり、ご自身で確かめるようにしましょう。

ローン返済にも充てられる「疾病保険(トラウマカバー)」

 住宅ローンを借りるときに、申し込んだ銀行やブローカーを通して保険に入るよう言われることがありますが、決してそこで加入する必要はありません。「ローンを組むために保険に入る必要がある」ということと、「申し込み先で保険に入る必要がある」ということは全く別の話です。
 アフターケアなども十分吟味した上で、決めると良いでしょう。
 住宅ローン向けの保険について、こちら(http://nz-hoken.com/mortgage-summary/)にも詳しくまとめた記事がございますので、併せてご覧ください。


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