Vol. 199 Wagyuコラム

第3回 和牛/Wagyuが健康に良い理由


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品質も価格も世界最高の牛肉である和牛。和牛のおいしさの秘密はもちろんのこと、おいしい肉の見分け方や食べ方、どう育てられた和牛がおいしくなるのかなどを取り上げていきます。

Mad Samurai
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豊富な「不飽和脂肪酸」で心臓病を予防

 不飽和脂肪酸は、善玉コレステロールを低下させずに悪玉コレステロールを減らし、循環器系の病気リスクを下げることで知られています。和牛の脂肪の半分以上は、代表的な脂肪酸でありオリーブオイルにも含まれているオレイン酸で、パルミトレイン酸などを併せた不飽和脂肪酸が60~65%もの割合を占めているのです。
 オレイン酸は、健康効果に期待できるだけでなく、和牛のジューシーでまったりとした口溶けの良い味わいを作るうえで欠かせないもの。日本獣医生命科学大学が行った調査から、穀物で飼育した和牛は特に、不飽和脂肪酸が豊富だということが判明しています。

免疫力と骨密度を高めて若々しい自分に

 骨や筋肉といったさまざまな組織を作りナトリウムを排出するなど、和牛に含まれるタンパク質から受ける恩恵は数え切れないほどあり、加えて、人体で合成できない9種類の必須アミノ酸を非常にバランス良く含んでいるのも、和牛の特徴の一つ。
 これが病気から体を守る抗体やウイルスと闘うNK(ナチュラルキラー)細胞を作るため、免疫力を高めることができるのです。
 それだけでなく、しなやかで強い体と美しい皮膚を作る効果があるコラーゲンなどの繊維状タンパク質や、骨を活性化させ、骨密度を高めるアラキドン酸も豊富に含んでいます。和牛は、健康な生活を送るうえで有効な食材といえるでしょう。

ストレス・うつ病・認知症を予防

 和牛を食べたときのなんともいえない幸福感。実は、この感覚は単なる主観というだけでなく、和牛に含まれる遊離アミノ酸のトリプトファンが、脳の中でセロトニンを作り出していることから来るものです。セロトニンとは、体温の調節や情緒の安定、質の良い睡眠を促進するとして注目されている、幸福感と密接に関係した物質のこと。中には、食事中にセロトニンが不足することで、うつ病指数が上がるという研究もあるほどです。
 また、同じく和牛に含まれる遊離アミノ酸のチロシンはドーパミンを生成し、ホルモンの調整や学習意欲、快感にも関わってきます。このような脳の活性化によって、さまざまな素晴らしい効果が期待できるのが和牛の魅力です。

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