Vol. 200 NZ保険コラム

第18回 その保険会社、大丈夫ですか?


メインイメージ

 以前よりお客様に「その保険会社は安全なの?」という質問をいただくことがあります。もちろん世の中に“ 絶対 ”の言葉はありませんから、「100パーセント大丈夫」と言い切ることは難しいのですが、加入する以上はやはりできるだけ安全度が高い会社を選びたいのは当然のこと。今回は保険会社の安全性を知るための方法についてお話します。

新田直人
ニュージーランド政府公認のファイナンシャルサービスプロバイダー。AIA Financial Services Network所属のFSNシニアアドバイザーとして、医療保険や死亡、疾病保障といった生命保険からワーキングホリデーや旅行者向けの保険、留学生保険などを扱う。

安全性を知る目安は「格付け」

 バブルの時期を経て幾つかの保険会社や証券会社が倒産に追い込まれたり、銀行が合併したり。また少し前にはリーマンショックがあったりと、日本人の中には金融関係の問題が強く記憶に残っている人も多いかと思います。
 そんな中、自分が加入している、あるいはこれから加入しようとする保険の会社は安全なのか、気になったことはないでしょうか。
 ニュージーランドの法律では、認可された保険会社の安全度を測る指標として、再保険会社(Reinsurers)、親会社の専属保険会社(Captive Insurers)、一部の小さな保険会社(Small Insurers)などの例外を除いては、指定のエージェントによる格付け(Rating)を取ることが求められています。

確かな情報で安心の保険加入を

 この格付けは財務力の信用度を表すランクとなっていて、現在は「Standard & Poor's(S&P)」「A.M. Best」「Fitch Ratings」と3つのエージェント企業が指定されています。保険会社はこのうちいずれかの格付けを取得する必要があり、その結果は政府やReserve Bankで公開されるのに加えお客様に対して公開する義務がありますが、更新レターや証書、見積などに記載されていることが多いようです。

※ 各保険会社の格付けは下記ウェブサイトをご参照ください。
https://www.rbnz.govt.nz/regulation-and-supervision/insurers/licensing/register

注:
✓ 規模の小さい保険会社は必要ありませんが、その結果の理由も一緒に公開するよう求められています。
✓ 銀行の保険窓販を利用する場合、窓口のみ銀行でということもあります。実際にはどの保険会社に加入することになるのか、確認してもらうようにしましょう。

 以上の事柄は、その保険会社の安全度を見るときの一つの指標になるのではないかと思います。ぜひ一度、自分が利用している保険会社の格付けとその理由をチェックしてみることをおすすめします。


この記事はできるだけ正確を期すように心掛けていますが、あくまで一般的なガイドラインであり、これらの情報を利用して発生した損害についてはいかなる場合も一切の責任は負うことができませんので予めご了承ください。詳しくは naoto.nitta@aiafsn.com または0800-664-882までお気軽にお問い合わせください。相談は無料です。


各種法律や移民局の規定等は改定されている場合があります。詳しくはお問い合わせください。

お問い合わせはこちら