Vol. 201 特集

特集:海外では何をする?お国別年末年始の過ごし方①


伝統的な日本のお正月といえば、大掃除に年越しそば、おせち料理、初詣、福袋など、歴史的に続いてきたたくさんの風習がありますが、海外で暮らす人たちはどのような年末年始の過ごし方をしているのでしょうか。
中国、ブルネイ王国、オーストラリア、オーストリアなど、世界各国のユニークな祝い方をご紹介します。

中国 ― People's Republic of China ―

 中国では年が明けると、親や親戚が子どもの健康と明るい未来を願い、赤色の封筒にお金を包んで渡す「レッドポケット(紅包)」という風習があります。金額はさほど重要ではなく、約100元ほど。また、レッドポケットだけでなく、邪気をはらうとされている赤色の洋服を身に着けている人の姿もよく見かけます。日本の正月料理といえばおせちですが、中国の人たちにとって必要不可欠なのは餃子。大量に作られた餃子のうち幾つかに硬貨を入れ、見事引き当てた人は金運に恵まれるといわれています。年末年始の休暇は、通常7日ほどです。

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私の国、こんな文化!

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「私たちの国の文化では、何かお祝い事やイベントがあると、友達ではなく家族や親族で集まってディナーを食べるのが一般的。この集まりは出席必須となっていて、"友達と遊ぶから行けない"や"用事があって..."などという言い訳は通用しません。特別な日には必ず家族と顔を合わせることができるのが、中国文化の魅力の一つだと思っています」(Yue Zhangさん)


ブルネイ王国 ― the Nation of Brunei ―

 家族や友達と家でバーベキューをするのが一般的な正月の過ごし方。年越しにカウントダウンはありませんが、国王(サルタン)が国民に新年のあいさつをするのが毎年の恒例となっています。多国籍国家でさまざまな国の人たちが暮らしているため、人により祝い方が異なるのも特徴の一つ。例えば、ブルネイ王国で生活する中国人は寺院を訪れ、オペラ鑑賞をしたりします。また、学生が2カ月ほどの休暇を与えられるのに対し、社会人になると翌年の1月2日、あるいは3日から働き始めます。

私の国、これがおすすめ!

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「どこに行っても多国籍料理を楽しめるのが魅力。私は郷土料理の"アンブヤット"とか、タピオカのような"サゴゼリー"などが好きです。自然を満喫するならジャングルでトレッキングを楽しむのもいいでしょうし、ブルネイ王国の深い歴史を学ぶなら市内観光がおすすめ。2年前に日本から来た友人を連れて行ったリバークルーズはすごく評判が良かったですよ!」(Stella Tay Roslanさん)


オーストラリア ― Commonwealth of Australia ―

 日本では大掃除をしたり親族で集まっておせちを食べたりと、一年の中でもとりわけ大事な行事といえる正月ですが、ニュージーランドから飛行機で約3~4時間ほどの場所に位置するオーストラリアでは、大みそかは平日扱い。翌日の元旦(1月1日)は祝日となっていて、家族や友達と一緒にそれぞれ好きなことをします。ニュージーランド同様、南半球にあるオーストラリアの正月は夏。カジュアルなシャツやトップスを着て日光浴が楽しめます。

私の国、ここが魅力!

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「オーストラリアではどこに行っても素敵なビーチがたくさんあって、穏やかな休日を過ごすのにぴったりです。また、メルボルンやシドニーなどの大都市に行くとさまざまな国から集まってきた人たちと出会えるので、オーストラリアにいながら世界各国の友達を作ることも夢ではありません!多国籍でとても楽しい国です」(David Leさん)


オーストリア ― Republic of Austria ―

 休暇は通常12月31日の午後から翌年1月1日までの約1日半で、仕事始めは1月2日。1日はほとんどのお店が閉まってしまうため、街はしんと静まり返っています。また、家でゆっくりと過ごすのがオーストリア人流正月の過ごし方ですが、中には雪を楽しんだり郊外に足を伸ばしたりと、アクティブに行動する人も。年末の夜にはシャンパンで乾杯。ラクレットやフォンデュ、スイス料理など、オシャレなディナーを食べながら家族や友達と素敵なひとときを過ごします。

私の国、ここがユニーク!

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「オーストリアでは、深夜12時になるとウィーンの中心部に位置するシュテファン大聖堂の大鐘"プンメリン"が美しく鳴り響きます。この様子はテレビでも放映され、鐘が鳴り終わるとオーケストラによる新年のコンサートが行われるんです。家のリビングで素敵なハーモニーを聴きながら、家族とワルツを踊るのが恒例になっています。もちろん、オーストリア人が全員ダンスがうまいわけではないですけどね!」(Céline Braumannさん)

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