Vol. 201 特集

特集:海外では何をする?お国別年末年始の過ごし方③


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ニュージーランド北島・ファンガレイ出身。現在は飲食店でアルバイトをしながら大学で日本語を勉強中。2018~2019年にかけての年末年始は、パートナーと初の日本旅行を予定している。

ニュージーランド ― New Zealand ―
Laura Rihariさん

多国籍なニュージーランドの年末年始

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 ニュージーランドを訪れたことがある人なら分かるかもしれませんが、ニュージーランドはいろいろな国のルーツを持つ人たちが暮らす非常に多国籍な国なので、年末年始の過ごし方には"これ"といった伝統はほとんどなく、人それぞれだと思います。私の場合は母がイギリス、父がマオリ出身ということもあって、どちらの親族と一緒にいるかで時間の過ごし方も変わりますね。
 父の家族と正月を祝うときは、ノースランドに行くのが毎年の恒例。そこで「ハンギ(Hangi)」をはじめとするさまざまなマオリの伝統料理を食べたりして楽しむのですが、実際に食事が始まるのは夜11時辺りから。マオリの人たちは親戚が多く、年によっては50人ほどが集まることもあってとてもにぎやかです。みんなで大盛り上がりのパーティーは、日をまたいで年が明けてもみんなが疲れて寝静まるまで終わりません。
 一方、イギリス出身の母と過ごすときは家族だけの小さなティーパーティー。午後になるとちょっとオシャレなナイティーをたしなんで、少し遅めのディナーを食べます。年末年始そのものを楽しんでいるというよりは、クリスマスの延長戦という感じに近いかもしれませんね。そして夕食でお腹を満たした後は、ティーパーティー2回戦目に入るんです。

ライブミュージックで大盛り上がりの夜

 年越しの瞬間にカウントダウンをするのはもちろん、「The Final Countdown」という歌を歌ったりします。これは私の経験上、自分の身内だけでなくニュージーランドの他の家庭でも一般的に知られている音楽のようです。特にマオリの人たちは歌うのが大好きなので、年末年始に親族で集まったときには必ずライブミュージックでマオリソングを楽しみます。
 もちろん、人によっては家族ではなく友達と遊びたいという人もいるでしょう。そういった場合でも、日中は家族と過ごすことがほとんど。夜になってから外に出掛けるという感じになるとは思いますが、決してずっと家族と過ごさなければならないというわけではありません。
 私にとって年末年始というのは家族と過ごすもので、どちらかといえば父方の親戚と新年を迎えることが多いのですが、父が牧師をしている関係で、必ずお祈りもしますね。みんなで輪になってその年がどのような一年だったのかを振り返ったり、次の年に向けての目標を語ったり。ちなみに私の今年の抱負は、大学で新しく勉強し始めた日本語を少しでも上達させることでした。

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2018年から2019年へ 初の日本旅行

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 今年の正月は、ニュージーランドで出会ったパートナーが日本人ということもあり、日本で過ごす予定になっています。飲食店でアルバイトをしているので、いつもはクリスマスから年末年始にかけての休みはあまり長くないのですが、今年は1カ月と1週間ほどの休暇をもらいました。
 今まで海外といっても兄弟が住んでいるオーストラリアにしか行ったことがないので、どんな所なんだろうと楽しみにしている反面、少し緊張もしています。考えてみれば、正月に家族と離れて過ごすのも初めてのこと。だから旅行の計画はパートナーに任せきりになってしまっていますが、まだ初級レベルとはいえ日本語も学んでいるし、今回の日本旅行は私の人生においても良い経験になると思っています。

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