Vol. 202 Wagyuコラム

第6回 ワイタハ和牛/Wataha Wagyu


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品質も価格も世界最高の牛肉である和牛。当コラムでは、和牛のおいしさの秘密はもちろんのこと、おいしい肉の見分け方や食べ方、どう育てられた和牛がおいしくなるのかなどを取り上げていきます。

Mad Samurai
Shop 8, Snickel Lane, 23 Custom Street East, Auckland CBD
09 379 9846
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日本の技術+大自然の中で育つ和牛

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 現在、世界的なブームになっている和牛ですが、ニュージーランドで育った高品質な和牛ブランド「ワイタハ和牛/Waitaha Wagyu」をご存知でしょうか。伝統的な日本の技術をそのまま用い、豊かな土壌とミネラルウォーターの豊富なカンタベリー州ですくすく育つのが、このワイタハ和牛。ニュージーランドと日本の牧場関係者、食肉関係者、研究者、レストランオーナー、和牛愛好家の元オールブラックス選手など、多くの人が協力して作り上げた、まさにニュージーランドと日本の合作といえる和牛です。

現在のワイタハ和牛になるまで

 2015年、日本人の和牛専門家がニュージーランドへ飛び立ち、優秀な遺伝子を持つ和牛を求めて多くの牧場を回りました。そこで見出された遺伝子は、日本からアメリカに渡ったさまざまな和牛の中でも全米チャンピオン牛の直系。さらにオーストラリアからも優れた遺伝子を取り入れ、ワイタハ和牛の血統が作られることに。そして、日本の配合飼料や飼育方法を用い、南アルプスに由来するミネラルウォーターを牛に与えることでおいしい肉となったのです。
 初期の頃は肉の質が低く日本の和牛とはかけ離れたものでしたが、その後、遺伝子の選別や配合飼料の調整などを進めるなどして、段階的に改善。2018年の後半になり、初めて納得のいくクオリティーになりました。

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(左:初期 右:現在)

大人気!ワイタハ和牛提供のレストラン

 ワイタハ和牛の本格的な販売が始まったのは、2018年の中頃。ところが、オークランドを中心に有名なレストランやワイナリーで特別メニューとして扱われるようになると、一日に何十キロもの量が出ていく人気ぶりで、供給不足に悩まされることになったのです。それを受けて、2019年3月からは安定供給体制を整え、高級レストランのメニューにあがることになりました。
 現在では、「Oyster&Chop(Viaduct)」や「21 Days(Browns Bay」、ワイナリー「Tantalus Estate(Waiheke Island)」、「Clooney(Freemans Bay)」、「Kazuya(Eden Terrace)」など、多数のレストランで楽しむことができます。ちょっとした一品でワイタハ和牛を楽しみたいという人は「Mad Samurai(CBD)」のメニューの一つ「ステーキストリップ(Steak Strips)」がおすすめ。「グルメ・ダイレクト(Gourmet Direct)」のウェブサイトでも、個人向けにオンライン販売が行われているので、要チェック。

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