Vol.108 英語で学ぶ -ニュージーランドの高校留学-


札幌の中学校を卒業して、ニュージーランドに留学してきた吉田真大くん。留学するなら絶対に失敗しない、という覚悟を決めてきた。自分がどれだけできるのかを試したい、という。クリスティンスクールの10年生に編入して1ヶ月あまり。まだ始まったばかりの彼の留学はどんな風?

ニュージーランド・クリスティンスクール留学生・吉田真大さん【Profile】
吉田真大 よしだまさひろ 
1994年7月23日生まれ。16歳。
北海道、札幌出身。父は広告関係の仕事、母はアンティークディーラー。中学卒業後、第一志望の高校に合格したにも関わらずニュージーランド留学の道を選ぶ。6ヶ月の語学学校の後、この10月からクリスティンスクールの10年生に編入。2歳上の姉もニュージーランドの高校へ留学中。


自分の力だけでやる

ニュージーランド・クリスティンスクール留学生・吉田真大さん
広くてきれいな家でのホームステイ。小さな子供がいて楽しいです。
ニュージーランド・クリスティンスクール留学生・吉田真大さん
朝早いのは苦手なので朝練があるクラブはパス。。
ニュージーランド・クリスティンスクール留学生・吉田真大さん
日本の友達とは時々メールでやりとり。
ニュージーランド・クリスティンスクール留学生・吉田真大さん
将来は何か自分の会社を作って日本を拠点に世界で活躍したいです。
ニュージーランド・クリスティンスクール留学生・吉田真大さん
ニュージーランド・クリスティンスクール留学生・吉田真大さん
ニュージーランド・クリスティンスクール留学生・吉田真大さん

「先週、期末テストがありました。めっちゃ難しくて、2科目ぐらいは白紙で出しました。まあ、来たばかりだからこんなもんかな、と思ってあんまり気にしてません。先生もきっと大目に見てくれるだろうと思います。だって、問題も何もかも全て英語だから、何をどう答えていいのかわからなかったんです。」学年末の今学期からミドルスクールの最終学年、10年生(中学3年生)編入して、約1ヶ月。来年2月から11年生(高校)に進級するための準備のような期間だ。「学校は、まあ、楽しいです。とっても自由です。日本と違って授業中にパソコンやってたりしても先生になにも注意されない。義務で無理やり勉強させられるのでなくて、やりたいやつだけがやる、という感じ。僕にとってはとってもいいことです。だって、僕は高校生ですよ。自分の判断で自分のことをするのがあたりまえでしょう?」10ヶ月前、日本での高校受験は第一希望の高校に受かった。レベルが高くて難しいだろうと思われていたのに、けっこう簡単に合格した。それでかえってその高校に進学する気を失くしたという。中学在学中に一度短期留学した経験があり、姉もオークランドの高校に留学していることから、ニュージーランド留学の道を考え、選んだ。「両親は反対はしなかったです。でも、ただなんとなくニュージーランドに留学したい、というのではダメだと言いました。何を勉強したいのか、将来、何をやりたいのか、などをとことん話し合って了解してもらいました。父に、留学をするなら絶対に失敗するな、と言われ、覚悟を決めてのことです。」

日本人がいないところへ。

4月にニュージーランドの語学学校へ入学して、まず英語力を現地校でやっていけるレベルに上げた。その後、ニュージーランドのガーディアンと一緒に学校選びをした。日本人がいないところ、というのが第一の希望だった。「語学学校に行っているとき、やっぱりどうしても日本人同士つるんでしまって、これじゃあ、あんまり留学した意味がない、と思いました。だから、進学する高校を決める時、ガーディアンさんに、日本人のいないところを探してもらったんです。」2,3校候補があがったうちで、クリスティンを選んだのは、IB(国際バカロリア)コースが選べるという理由。IBは世界の大学進学に有利だからだ。それから、ESOL(英語が母国語でない人のための英語)コースが充実していることだった。「この学校は、敷地が広くてのびのびしていてイイですね。それから、クラスメートが皆フレンドリーです。まだあんまり英語がしゃべれないので、親友はなかなかできませんが、それでも中国人の生徒と仲良くなれました。それから学校にパソコンが備わっていて生徒も自由に使えるのがいいです。欠点は、制服がダサイ! かな。縞の半そでシャツは恥ずかしくてこの緑のセーターが脱げないですよ。」

必ず「留学して良かった」と思える日が来る。

「本音を言うと、今のところは、留学して良かった、と思っていません。でも、いつか必ずそう思える時が来ると思います。オークランド市内にある女子高に行っている姉も、最初は学校が嫌いでとても苦労したみたいですが、2年経った最近は学校がとても楽しいと言っています。僕も英語学校に通い始めた頃は、英語オンリーに疲れてしまって夜7時には寝てしまっていました。今は慣れてそんなことはなくなりましたけれど。僕は学校が嫌いではないので、来年高校に進学したら勉強だけではなくいろんなことをしたいです。趣味のピアノをもう少し本格的にやりたいので、ホームステイをピアノがある家に替わることになっていますし、ピアノのレッスンも学校が手配してくれました。それから、バスケか何か、スポーツのチームにも参加したいです。」あと1ヶ月ほどで夏休み。一時帰国するのが楽しみだそう。札幌にはもう雪が降って真冬だが、中学の時の友達に会って買い物をしたりスキーに行ったりするつもり。当然、友達とお互いの高校生活を話し合うことに。「でも、日本の高校に進学してりゃあ良かった、とは思わないようにします。けじめをつけて留学の道を選んだんですから。」

構えなくても大丈夫。なるようになる。

「まだ留学をスタートしたばかりの僕が、こんなことをアドバイスするのはちょっとヘンですが、これから高校留学しようと考えている人に一言。こっちに来るなら、日本の高校には行かないぞ、と決めて、けじめをつけてくること。友達は絶対できるから心配しなくてもいいです。実際、なんでも、構えなくても、なるようになるから大丈夫。だっていっつもがんばってたら、くたびれちゃってたいへんでしょう? 気持ちを大きく、前向きに持ってあんまり細かいことを気にしないことです。リラックス。ハッピーに過ごしましょう。あ、日本の食べ物は持ってきたほうがいいですよ。お菓子類や、カップラーメンなんかがオススメ。」

ニュージーランド・クリスティンスクール留学生・吉田真大さん
クラスメートと、学校の中庭で。

カテゴリ:高校生活
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