Vol.129 英語で学ぶ - カリナリーフェア |
2012年8月19日~21日、New Zealand Culinary Fare (カリナリーフェア)の全国大会がオークランドにて行われた。ホスピタリティ・飲食業界のプロとアマが集うこの大会。ニュージーランドの専門コースで学ぶ生徒にとっては大きな登龍門となる。3日に渡って繰り広げられた華麗な大会を取材した。
多彩な部門設定
会場となったASB Showgroundsに入ると、まず色とりどりのタルト、ケーキが目に飛び込んで来た。これはStatic Classという部門に参加した競技者の作品。Static Classは会場内で当日競技をするのではなく、規定にそって事前に作り上げた作品を会場に展示しジャッジが採点するという部門だ。他に設定されている部門は、Live Kitchen、Front of House (Restaurant Service)、Front of House Cocktail。
Live Kitchenは会場内に設置された特設のキッチンでシェフ達が技を競い合う部門で、競技内容はサーモン、パスタ、フィッシュ、スープなど多岐にわたる。時間内にレベルの高い料理を仕上げる緊張感と熱気を感じる部門だ。
Front of House (Restaurant Service)はウェイターやバリスタが参加する部門で、テーブルセッティングやカフェサービスなど普段は私達が何気なく受けているサービスの技術の高さを見ることができる。
Front of House Cocktail は、大きくクラシックとオリジナルに分かれ、クラシックでは指定されたカクテルメニューの中から2つを選択し15分以内に作り終えなければいけない。オリジナルでは自分が考えたカクテルを作る。色とりどりのカクテルもさることながら、バーテンダーとしてのパフォーマンスも魅せる部門だ。
その他に、高校生が参加するSecondary Schools Culinary & Front of House、最優秀シェフや最優秀トレーニング機関を決める2012 of the Year Classes、キッチンとフロントスタッフがチームになって前菜からデザートまでの競技場でサーブするTeam Eventsの部門がある。
1点に笑い、1点に泣く。厳しい審査基準。
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