Vol.102 Career up in NZ |
コーヒーを淹れるプロ、バリスタ。ニュージーランドでバリスタの腕を競い合う大会であるNew Zealand’s National Barista Championship 2010で堂々4位に入ったのが中村カヨ子さんだ。酸味や苦みなど、コーヒーは豆によってさまざまな味がある。その中にはブルーベリーのような味といった表現を使うこともあり、さまざまなコーヒーを飲み比べていくと、微妙な違いがはっきりとわかるようになると言う。
ニュージーランドに来たのは11歳の時で、家族と一緒の移住でした。そのまま中学、高校、大学とオークランドで過ごし、大学では生物学を専攻していました。そのときにアルバイトしていたのがカフェだったのです。もともとカフェのカジュアルな雰囲気やコーヒーの香りが好きで、そのまま引きずりこまれてしまった感じで、就職もそのままカフェにしたのです。ただ、実際に仕事として考えた時、どうせやるのであれば、バリスタとしての技術も向上させたいと思ったのです。
現在、マネージャーをしていますEspresso Workshopはオーナー自身がバリスタ大会に出場していますし、また賞も取っています。その話を聞いて「ここで仕事がしたい、そしてバリスタの大会にも出たい」と直接就職を申し込んだのです。
大会に出場したいという希望もあったので、実際に働き始めてまずはコーヒーについての知識を本で学びました。産地、歴史、種類、そしてそれが化学レベルでどのようになるか、などです。そして、コーヒーの味についても勉強しました。Espresso Workshopではカフェのほかにロースティングをする場所を持っています。実際に豆をローストする場所へ行き、いろいろな豆の試飲をしたのです。はじめは酸味が強いとか、コクがあるといった大ざっぱな違いだけを理解していたのですが、何度も足を運ぶうちに、これはグレープフルーツのような甘味とか、これはローストされたアーモンドなど、それぞれが持つ味の一つ一つの違いがわかるようになりました。こうしてお店以外での勉強も進め、ついに今年3月、4月と、オーナーと共にニュージーランド・ナショナル・バリスタチャンピオンシップに出場したのです。
バリスタチャンピオンシップ
フルーツの味のするコーヒー ![]() |
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