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Vol.44 時代を飾るキウイ インドアスキー場「SNOWPLANET」社長

サンプルイメージ   スノープラネット社長 Eduard Ebbinge さん
ライバルは雪山ではなく、街のエンターテイメント施設です。

今年3月にニュージーランドで初めてイン・ドアのスキー場「SNOWPLANET」(スノープラネット)がオークランドの北、シルバーデール地区にオープンした。
ニュージーランドでのスキーといえば、いいスキー場が数多い事、北半球が夏の時にスキーが出来る事で世界的に知られている。となれば、わざわざニュージーランドにイン・ドア・スキー場を作る必要があるのか、また、ニュージーランドのスキーシーズンには利用者がいなくて、営業が成り立たないのではと誰もが思っていた。しかし、スキーシーズンである冬が稼ぎ時で、競合するのは雪山のスキー場ではなく、むしろオークランドの街中にある映画館、水族館をはじめとするエンターテイメント施設なのだ。
創業者はオランダ人。ニュージーランド人の奥さんがいる事でニュージーランドにやって来て、祖国で人気のイン・ドア・スキー場なら、ニュージーランドでも流行るだろうとオープンしてしまったのだ。
東京の郊外でバブルの頃にオープンし、今は閉鎖されたイン・ドア・スキー場の事も良く研究していた。あの失敗が自分達のいいレッスンになったと言い、建設費と運営費がニュージーランドにマッチするかどうかの計算も緻密に行って、必ず成功するという確信の元にオープンさせた。今では平日の午前中でも利用者が増えて行くほどのにぎわいを見せ、オークランドのエンターテイメント施設の一つとして認知され始めている。

インドアスキー場「SNOWPLANET」社長

Eduard Ebbinge
エデュアルド・エビンジ
スノープラネット社長 / Snowplanet Managing Director


1969年オランダ生まれ。ニュージーランド人と結婚し、ニュージーランドに来て、オランダのイン・ドア・スキー場の成功例から、ニュージーランドでも流行るのではないかと思ったのがオープンのきっかけ。ニュージーランドに来るきっかけとなった奥さんは子供の世話が忙しく、経営には一切タッチしていない。

どうしてニュージーランドにイン・ドア・スキー場?
ニュージーランドで流行らないわけがないと言う確信

もともとはオランダにあるアメリカ系の投資銀行で働いていました。スイスで知り合った妻がニュージーランド人だった事もあって、10年前にニュージーランドにやってきました。ニュージーランドでは銀行で働きながら、自分で何か出来ないかといつも考えていたのです。ある時、オランダで成功しているイン・ドア・スキー場がニュージーランドにないのはどうしてだと言う友人がいて、私もニュージーランドにあってもいいのではないかと思うようになったのです。
オランダには現在7つのイン・ドア・スキー場があり、そのうち1つは世界で最も大きいもので、どれもが成功しています。ニュージーランドは昔からスキーで世界的に有名でした。私がオランダにいた頃から、北半球の夏にスキーをするなら、ニュージーランドと相場が決まっていたものです。実際ニュージーランドに来てみると、予想していた通り、スキーヤーやスノーボーダーが多くいたのです。そこでイン・ドア・スキー場の経営が可能なのではないかと思いました。
そこで2001年に3ヶ月間オランダに滞在し、現地のイン・ドア・スキー場の経営をリサーチしました。リサーチすればするほど、ニュージーランドで、特に経済の中心地であるオークランドでイン・ドア・スキー場は必ず流行ると自信を持ちました。その理由は、土地がある事、安く出来る事、そして、ニュージーランドにとって全く新しいコンセプトである事だからです。
シルバーデールと言う場所を選んだのはモーターウェイでオークランドから車でアクセスしやすい事、土地に傾斜がある事、地域コミュニティーに溶け込める事など、イン・ドア・スキー場で必要な3つの要素を満たしていたからです。建設には18ヶ月かかりました。個人投資家、地元の銀行から資金調達し、さらにシティ・カウンシルの許可も得ねばなりませんでした。イン・ドア・スキー場はなくてもいいものかもしれませんが、存在する事で土地の有効利用が出来る事、雇用を創出し、新たな開発も期待出来るなど周辺地域の活性化を図れる事、老人をはじめ、周辺の人たちが集まれる場所を提供でき、地元で買い、地元で消費するなど地元に溶け込む事が出来る事を提案しました。そのうえ、イン・ドア・スキー場で使用するのは水と空気だけです。環境に悪いものを何一つ排出しない優しい施設なのです。

2つの要素で世界でも有数
傾斜角度と人工雪製造機のサイズ

工事が着工してから、18ヶ月後の2005年3月5日にスノープラネットがオープンしました。サイズは世界で5番目です。オランダ流の建設と経営を参考にするために、オランダ人のスタッフをリクルートし、アドバイザーになってもらいました。
実は私は1990年代の初めに東京郊外に出来たイン・ドア・スキー場が経営難で閉鎖された事を知っていました。この事はオランダのイン・ドア・スキー場に関わる人の間でも広く知られており、オランダのイン・ドア・スキー場の経営に広く役立っています。4億アメリカドルで建設された東京のイン・ドア・スキー場はあまりに建設費が高過ぎました。日本の物価もあったのでしょうが、平らな土地に建設したため、巨大なポールを何本も立てて傾斜をつけなければいけなかったのです。それが建設費を必要以上に高くした原因となり、入場料にも跳ね返ったのです。シルバーデールを選んだのは傾斜のある土地がアクセスのいいところで見つかったからです。結果的に日本のイン・ドア・スキー場よりも50倍安い金額でスノープラネットをオープンできたのです。
スノープラネットは初心者から中級者向けの施設と言っていいと思います。初心者がスキー場でデビューする前に一度体験しておくといいでしょう。スキー場でリフトに乗る時、初心者は皆、うまく乗ろうと緊張します。衆人環視の中でリフトに乗るのは嫌なものです。それをここで練習しておけばいいのです。
スロープは200メートルの長さで、一度に250人の人が滑っても渋滞を起こさないように設計されています。2台のリフトと、初心者用にスキーを履いたまま、またにはさんで牽引してもらうトウ・バーが一台あります。スロープも緩やかで、人工雪は一般的に本当の雪よりも柔らかいので、怪我が少ないと言われています。とは言っても、上級者を無視しているわけではありません。スロープの一部は世界のイン・ドア・スキー場で最も傾斜が急になっていますので、上級者にも利用価値があると思います。
また、もう一つ自慢出来る事は80リットルの水を一分間で雪にする南半球で最大の人工雪製造機です。水の分子をより小さな水の結晶にし、そうする事で氷の結晶が軽く、寒い空気中に長く存在させる事が出来るのです。スロープ内が雪山よりも寒い、マイナス7度からマイナス5度に設定してあるのは、完璧なパウダースノーの状態を保つためなのです。

エンターテイメントマーケットに参入
ライバルは街のレジャー施設

スノープラネットはオークランダーのために都市型の施設に作りました。オランダのイン・ドア・スキー場の多くがスイスのイメージで作られており、また、ニュージーランドにあるからと言って、スキー場の多いクイーンズタウンのイメージで作る事も考えませんでした。特に併設のレストランでのコーヒー、食事はオークランドの街のレストランと同じレベルのものを出します。さらに、ショップでは品揃えとモデルは街中のスキー、スノボー用品店が出店していますので、スキー、スノボーさえ出来ればいいと言う、スキー場に良くありがちな妥協は一切ありません。
忙しいのはニュージーランドの冬、6・7・8月と目論んでいます。本当の雪山に行く前の準備として、また、シーズン中の練習として使ってくれる人が多いと思います。したがって、ライバルは雪山ではなく、映画館、水族館のケリータールトン、カジノがあるスカイシティのようなオークランドのエンターテイメント施設になると思っています。真剣なスキーヤーやスノーボーダーだけではなく、「ちょっと一時間だけボードをやりに行こうか?」「仕事帰りにジム感覚で」「スキー場を見ながら食事を」といった感覚で、ビジネスマン、ビジネスウーマン、家族やカップルにも利用してもらえる施設にして行きたいのです。最近では、地元の老人施設のグループが、さすがにスキーやスノボーはやりませんが、レストランで会合を開くなど、様々な人たちに利用されるようになってきました。
夏になるとシーズンオフになりますが、一番のライバルはビーチになるでしょう。ニュージーランドの夏の日差しを浴びてビーチでくつろぐ人たちを窓のない、寒いスノープラネットに呼ぶのは至難の業かもしれません。しかし、新しいアトラクションを用意し、スキーやスノボーばかりではない、雪を楽しめる夏のオークランドでのエンターテイメントの選択肢の一つとして、広くオークランドの人たちに利用してもらえれば嬉しいです。

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