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Vol.112 時代を飾るキーパーソン -Auckland Grammer School校長-

John Morris ジョン・モーリス / Headmaster, Auckland Grammar School オークランド・グラマー・スクール校長/生徒であることに誇りを感じられる校風を継承

John Morris /ジョン・モーリス
Headmaster, Auckland Grammar School
オークランド・グラマー・スクール校長
生徒であることに誇りを感じられる校風を継承

創立140年。どっしりと風格のある講堂は、天井が高く、磨き抜かれた木製の長椅子が整然と並ぶ。古い肖像画や25年以上勤務した歴代の功労者の写真、功績を残した多くのスタッフの名前が刻まれたボードが掲げられている。中にいるだけで気持ちが引き締まる。2500名の生徒は毎朝この講堂で行われる全校集会に出席する。伝統の重み。威厳ある校風。これが公立校でありながら、学業もスポーツもトップランクであり続けられる、名門高校Auckland Grammar Schoolなのだ。Principalではなく、Headmasterと呼ばれる校長のJohn Morris氏に話を伺った。

ニュージーランドの男子校・Auckland Grammar School校長John Morrisさん【Profile】
John Morris ジョン モーリス
イギリス、Bolton生。60年代半ばに家族でニュージーランドへ移住。Kelston Boys High School からオークランド大学へ進み、地理学と歴史学を勉強。歴史学の修士課程を優秀な成績で卒業後、教員免許を取得。1974年に母校であるKelston Boys High School で 教師生活を始める。Avondale High School の教頭職、 Takapuna Grammar School の校長職を経て1993年に Auckland Grammar Schoolの校長となる。前ニュージーランド代表サッカー選手。ニュージーランドサッカー協会の会長も務めた。

◀歴史の重みが感じられる講堂。

 

 

  ニュージーランドの男子校・Auckland Grammar School校長John Morrisさん
  全校集会が一日の始まり。
   
  ニュージーランドの男子校・Auckland Grammar School校長John Morrisさん
  スポーツにも力を入れている。
   
  John Morris
  オークランドの住民はもっと留学生と交流すべき。
   
  ニュージーランドの男子校・Auckland Grammar School校長John Morrisさん
  敷地内の素晴らしいスポーツ施設のほか、Ohakuneにはアウトドア エデュケーションセンターを持つ
   
  ニュージーランドの男子校・Auckland Grammar School校長John Morrisさん
  学究的な科目を重視。演劇や環境問題など職業的な科目はない。
   
  ニュージーランドの男子校・Auckland Grammar School校長John Morrisさん
   
  ニュージーランドの男子校・Auckland Grammar School校長John Morrisさん
   
  ニュージーランドの男子校・Auckland Grammar School校長John Morrisさん
   
  ニュージーランドの男子校・Auckland Grammar School校長John Morrisさん
   

男子の特質に焦点を合わせた教育方針 

「私は男女別学の支持者です。 特に男子校はいい教育環境だと思います。Auckland Grammarは男子校ですが、それゆえに、しっかりと焦点を絞った教育方針を実践することができます。男子は白黒がはっきりしているじゃないですか。より単純というか、性格がさっぱりしていて分かりやすいです。グレーな女子がいないことで学校の雰囲気が硬く保たれます。 それから、男子は競争心が強いですから、科目ごとに行っている成績順のクラス分けもあまり問題なく実施することができます。しかも、そうすることで、生徒一人一人の「ひとつ上のクラスに上がりたい」という気持ちをあおり、良い結果を招きます。 また、スポーツに力を入れていて、全員がスポーツをすることを強く勧めています。実際、90%以上の生徒が少なくとも1つのスポーツチームに入って活動しています。 サッカーチームが30、バスケが20、ホッケーが15、テニスが35、というように学校のチームが多数あり、各スポーツでトップを目指しています。いろいろなスポーツでいい成績を挙げています。今週末も、ローイングのチームが北島の大会で優勝しました」 学業とスポーツの両立、はモーリス氏本人も実践してきたことだ。


サッカーのニュージーランド代表チームでプレー。
 

「私は13歳の時にイギリスから家族で移住してきました。イングランドで育ったので、当然のことながらフットボール=サッカーが私のスポーツでした。学校やクラブのチームでプレーを続けていましたが、20歳の時にニュージーランド代表チームに選ばれました。今でいう、オールホワイツです。初めての国際試合は、対ウエールズ戦でした。4-5年ほどNZ代表チームにいました。」 NZのナショナルリーグで、単一クラブチームの選手として200試合出場を達成した初のプレーヤーという記録を持つ。 「チームに対する忠義心も大切ですからね。そのチームはBlockhouse Bay。今はBay Olimpicsと名前を変えています。でもトップレベルでのプレーを続けるのはやはり身体に大変な負担がかかりました。フルタイムの教師の仕事と両方でしたから、なおさらでした。教室で教え、放課後は学校のサッカーチームのコーチをし、それから自分も練習に、試合にと忙しい日々でした。あるときふと思うと、足腰の故障でフィジオセラピーに通う時間がとても多くなり、引退を決意しました。32歳でした。」


国際社会に通用する認定試験CIEを導入
 

今年1月、Auckland Grammarは、NCEA(NZの教育認定システム)レベル1を切り捨てたという話題で新聞を騒がせた。 「NCEAのシステムは、特に11年生が履修するレベル1は、あまりこの学校に合っていませんでした。たったの80単位を取れば合格できてしまうというゴールの低さは、大半の生徒の学習意欲をかきたてない。男子生徒ですからね。どうしても必要最低限をやってればいいというムードになってしまうんです」 この学校のNCEAレベル1の学年は、今年から主にCIE(University of Cambridge International Examinations)の準備課程を学習する。今ではニュージーランドでもかなり広く採用されているが、Auckland Grammar はそれを2001年にニュージーランドで最初に導入した。 「90年代の終わりごろ、学校の理事会や父兄会とも話し合って、何かNCEAとは別のカリキュラムを採用しようということになりました。2年ほどかけてアメリカやイギリスなど他の英語圏の高校教育課程をあれこれとリサーチし、 Auckland Grammar の校風に合ったケンブリッジを選びました。導入した当初はNZの大学がCIEを入学資格として認めてくれないなどの問題点もありましたが、10年経って約60校が採用するまでに広まった今ではCIEを採った生徒が逆に優先されるようになっています。 このシステムの強みは、生徒が得意な科目だけをより深く学習できること。例えば物理、数学関係は天才的でも語学や社会科は不得意な生徒はこのシステムではサイエンスだけを掘り下げて勉強できるのです。また、CIEを修めた生徒はニュージーランドの大学だけではなく、世界中の大学進学も視野に入れられます」


伝統の校風を受け継いでいく
 

公立高校なので、学区外からの入学希望者は抽選となる。人気があるので倍率がとても高い。海外からの留学生も受け入れている。 「現在、海外からの生徒数は90名。ちょうどいい人数だと思います。中国、韓国、ベトナム、タイなどアジア人が多いですが、ヨーロッパやアメリカからの留学生もいます。日本人は今はいません。オークランドは移民が多く、人種のるつぼですから、既に55カ国の国籍の生徒が在籍しています。ですから国際色を高めるための留学生受け入れではありません」 卒業生のほとんどが大学に進学する。最近はオーストラリアやイギリス、シンガポールなど海外の大学へ進む生徒も増えてきた。 「この学校には長く勤続している先生が大勢います。25年以上の先生も15人います。皆、この学校を心から愛していて、彼らが伝統を引き継ぐ力になっています。私自身も校長になって18年が経ちました。豊かな伝統、素晴らしい施設、優れた教師陣に恵まれてとても光栄です。社会的地位の高い卒業生も多く、既に名門と認められていますから、そのステータスに恥じないよう伝統を受け継いでいこうと思います。生徒たちが Auckland Grammar の生徒であることを誇りに持てる校風を保っていきたいです」

 

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