Vol.139 ニュージーランドでバリスタを育てる日本人トレーナー |
カフェ業界が盛んなニュージーランド。それだけにバリスタの数も多い。そんな国でバリスタのトレーナーとして働く刈菜さんに、人に知識/技術を英語で教えることの難しさ、やりがい、この仕事を通しての永住権取得、そして今後の展開を聞いた。
今に至るまで
2007年にニュージーランドにワーキングホリデービザで入国し、Hospitality Englishを最初に学び、その後、スターバックスで就職をし、ワークビザを2008年に取得して1年間働きました。NZのバリスタの資格が欲しかったので、Ntecのバリスタコースを受講しました。これがきっかけで、カウンセラーさんに今後の相談などさせてもらった際に、Hospitalityに興味があることを話すと、Diploma in Hospitality (Operational Management) Level5を紹介され、これだ、と思い、入学を決意。
そして、卒業の何ヶ月か前にNtec学内にカフェを作る話があり、カフェマネージャーをしないかというオファーを頂きました。学生の間は、スターバックスでパートタイムのスーパーバイザーとして働いており、卒業後このままスターバックスで働いていくという方向でありましたが、不安としては、スーパーバイザーとしては永住権申請は厳しくなっているということと、日本とニュージーランドでのホスピタリティーにおける「common sense」の違いをまだ完全に把握していないということがあったんです。例えば、非常時には、日本でなら、お客様やスタッフに指示することはできても、ニュージーランドでとなると、まだ不安もあったんです。でも、Ntecのカフェでなら、自分の学んだ学校だし、先生やスタッフのPersonal Careがとても良いので、コースを修了してもまだまだ学べることがあるんじゃないかって思い、このチャンスに賭けてみようと思い、オファーを受けました。卒業後のGraduate Job Search Visaの間は、Ntecカフェのマネージャーをしつつ、週に1、2回夜か週末にスターバックスでスーパーバイザーの仕事も続けていました。スターバックスは基本的にはアメリカ式なので、ニュージーランド式にも触れたいと思い、Mozaik Cafe, Colunbus Cafeで日曜だけボランティアでバリスタとしても働きました。そして、Ntecのカフェで働き出して3年後には無事永住権が取れました。
人に教えるということ
生徒が活躍できるように
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