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Vol.41 Career up in NZ -ニュージーランドのラグビービデオアナリスト-

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ラグビービデオアナリスト 浜村 裕之 さん
ここで学んだことすべては私の貴重な財産です。
強豪チームオークランド・ブルースでコーチの補助とも言えるビデオアナリストに従事 今年も激戦が繰り広げられたスーパー12もまもなくファイナルを迎える。例年プレイオフに進出する強豪チームオークランド・ブルースでコーチの補助とも言えるビデオアナリストに従事する浜村 裕之さんは、静かなまなざしでゲームを見守っていた。

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1971年生まれ。大阪府吹田市出身。中 学でラグビーを始め、高校、大学ともにスクラムハーフのポジションでチームに貢献。ヤマハ発動機(株)で6年間選手として活躍後テクニカルコーチに従事。 2003年7月、同社よりNPCノースハーバーへビデオアナリストとして派遣される。翌年にはスーパー12でオークランド・ブルースにも関わる。そこでの 仕事が評価され、今シーズンからは両チームと直接契約を結ぶ。将来は日本ラグビーを世界トップレベルへ導くべく、コーチングスキルを鍛錬中。


ラグビーとの出会い
ラグビーというスポーツを初めて目にしたのは、中学入学後のクラブ見学のときです。今まで私自身が経験したりTVで観戦したどんなスポーツとも違うラグ ビーに興味を持ち、即入部を決めました。実際、ラグビーはプレーの仕方が他のスポーツに比べて自由で、とても新鮮に感じたのを覚えています。
私 のポジションはスクラムハーフです。フォワードとバックスのパイプ役で、フォワードの目でもあり、常にボールのある場所に走っていかなければならないた め、持久力を要するポジションです。とっさの判断力が必要ですが、私のように比較的小柄な選手でも不利になることがないため、私にはぴったりでした。2年 からはレギュラーで試合に出場していました。
  その後も高校、大学でもラグビー部に所属し、大学2年のときにはNZハミルトンにラグビー留学しました。日本では同年齢の選手とばかりプレーしていました が、地元のクラブチームでNZの年齢もまちまちでハイレベルの選手と一緒にプレーすることができ、刺激になりました。また、ラグビー選手としては小柄な私 は、体の大きな選手とコンタクトになるときはいつも恐る恐るといった感じでプレーしていましたが、日本人に比べ一回り近くも大きなNZ人とプレーしたこと で、そういった恐怖心が払拭されました。

選手からコーチへ
大学卒業後に就職したヤマハ発動機(株)でもラグビー部に入部しました。ちょうど私が入部したときは関西社会人Bリーグという2部リーグに所属していて、 強化し始めたばかりのチームでした。職場のラグビーに対する理解は大きく、仕事が終わらず練習に遅れそうになったときなど、みんなとても親切にサポートし てくれました。6年間はそこで選手としてプレーしましたが、練習中の事故で靭帯を損傷したり、年齢的なこともあって2001年に引退し、テクニカルコーチ に従事することになりました。
テクニカルコーチの主な仕事は、選手個人個人のスキルアップをサポートすることです。また、他の二人のコーチは選 手からコーチへ人で、彼らの日本語は日常生活には全く支障がないほどでしたが、それでも微妙なニュアンスなどが選手に伝わらないことが多かったので、私が 代わりに選手に説明したりもしていました。
私個人では、コーチとして、いかに選手自身に気付かせるようにフィードバックできるかに努めました。 その際、ビデオを使って個々の選手の技術面向上に役立てました。これは私自身が選手時代にいつも感じていたことですが、言葉での指摘や説明だけでは実感と してわからなかったり、素直に受け入れられないことが多々あります。その点、実際の選手自身のプレーを納めた映像を見せることで、選手自身が自分の長所や 短所を冷静に、かつ具体的に把握でき、そこからどうステップアップしていくかが考察しやすくなります。
その他の役割としては対戦チームごとに、 強、弱点、中心選手について分析し、選手の現状のレベルに合わせて戦略を練ります。同時に自分のチーム全体や各選手の長所や短所を分析し、個々の選手のレ ベルアップを図っていきます。日本ではラグビーの試合は通年行われているため、これらの作業に追われ、忙しくて寝る暇もないほどでした。それでも私がコー チに従事して以来チームの成績はみるみる伸びていき、2年目には関西社会人Aリーグ優勝を果たすなど、やればやった分だけの結果が目に見える形で返ってき たので、非常にやりがいがありました。
その間、2回ほどラグビーの先進国といわれるNZやオーストラリアのプロチームを見学し、チームの運営や コーチの仕事について学びました。そこで目にした、コーチによる選手とのコミュニケーションの取り方は日本とはまったくといってよいほど違っていて、ある 種のショックを受けました。日本ではコーチが選手を指導するのであれば、NZやオーストラリアではコーチが選手に提案するといってよいでしょう。選手のや り方を否定するのではなく、選手とコーチが一緒に話し合って最適な方法を考えるのです。こうした方法では選手とコーチは目標を共有することができ、これこ そがあるべき姿だと思いました。また、ビデオを使っての指導は日常的に行われていて、フィードバックの大切さを再確認しました。

ノースバーバーへ派遣
2003年、英国で開催された21歳以下のワールドカップでも、日本代表のテクニカルコーチを努めました。このときは日本の大学ラグビーのレベルは、他の 国に比べて遙かに劣っていることを目の当たりにしましたが、私にとっては初めてのことも多く、あらゆる面でよい経験となりました。
その後すぐ、コーチングスキルを磨くため、ヤマハ発動機(株)からビデオアナリストとしてNPC(国内選手権)のディビジョン1チーム、ノースバーバーへ派遣されました。
そこでの仕事内容については、チームの機密事項が多く含まれるため、残念ながら詳しくお話しできません。しかし、主にはチームと選手、対戦チーム、各ゲー ムの分析や、それに必要なデータベースの作成、ミーティング用のビデオの編集などで、選手を直接指導するコーチの仕事を効率的に進むための手助けをする、 いわばコーチの補助でもあります。これらの仕事は、ヤマハ発動機(株)でコーチに従事した2年間にしていたことと類似していますが、ラグビーの本場NZの プロチームでコーチがどのように各選手にフィードバックしているかなどを実際に見聞きすることができることは、私にとって何にも勝るコーチングの勉強に なっています。
選手ごとに何回タックルに成功したか、もしくは失敗したかなど、データベースで管理しますが、チーム全体のデータも合わせると項 目は30以上にもなります。また、選手のトレーニング中の様子をビデオに撮ったりもしますが、トレーニングによってリードするコーチが違い、コーチごとに ビデオを回すアングルなど細かい指示があります。そして、それらすべてのデータをもとに各選手の特徴を分析し、コーチが選手にアドバイスしやすいようにそ れらを整理したりします。ゲーム分析では相手ボールになってしまった原因などをあらゆる角度から分析します。さらには各選手へのフィードバックや、戦略の アイデアなどもコーチたちに提案したりもします。
選手たちとのコミュニケーションは、私の仕事に求められているわけではありませんが、積極的に 取るようにしています。各選手の性格を知ることはゲーム中の選手の行動を正確に分析し、的確なアドバイスを考えるうえで大変役立つのです。プロとしてプ レーしているNZの選手たちの意識は、日本とはまったく違っています。またこちらの選手は、大プレイヤーと呼ばれる選手でも高飛車なところがなく、気さく で、ラグビーのレベルはまだまだNZに劣る日本人の私の意見にも耳を傾けてくれたりします。
英語は日常的な会話をするにもやっとというようなレ ベルでしたが、ヤマハでは2年間NZ人のコーチと一緒に働いていたので、特にラグビーに関する言葉はある程度理解できました。しかし、英語力のせいで、言 いたいことがスムーズに伝わらなかったり、発音を聞き取ってもらえなかったり、コミュニケーションには未だに苦労しています。半年間ほど週1回英語の個人 レッスンを受けたりして、勉強もしましたが、どうしても通じないときには、ビデオを見て会話しながら、絵を描いたりしてコミュニケーションを取っていま す。

スーパー12
NZにヤマハ発動機(株)から派遣されている期間に、世界トップレベルのラグビートーナメント、スーパー12のビデオアナリストの仕事を見学したいと考え ていました。最初は見学だけでもできればラッキーと思っていたところ、いろいろな幸運が重なり、2004年、憧れでもあったオークランド・ブルースでシー ズンを通して働く機会を得ることができました。ここでの仕事内容は、コーチが違うので細かい指示はもちろん違ってきますが、ほとんどノースバーバーと同じ です。
昨年の10月にはNZでの2年間の仕事が評価され、ノースハーバーとオークランド・ブルースから直接の雇用契約のオファーをもらいまし た。コーチングスキルを磨くためにはNZはこれ以上ないくらい魅力的な国でしたので、ヤマハ発動機(株)を退職し、こちらに留まることにしました。
今年オークランド・ブルースでは、コーチが2人新しくなりました。ノースバーバーも含めると、NZ渡航以来4人のコーチと一緒に働きましたが、選手と一緒 に体を動かして、手本を見せながらアドバイスするコーチや、話術に長けていて、選手の興味を引くようにアドバイスするコーチなど、それぞれのコーチのいろ いろなコーチングのスタイルを見学できたことは、私にとって非常にプラスになりました。共通しているのは、どのコーチも選手と同じ目線で話をしているとい うことです。日本ではコーチは常に選手より一段高いところからものを言うのが当り前になっています。こちらのコーチは選手のやる気を引き出すのが本当に上 手で、いつも感心しています。
どんなに的確なアドバイスができても、選手に信頼されていなければ選手はアドバイスなど聞き入れいれません。名 コーチになるには、ゲームや選手について常に冷静に分析ができ、その時々でもっとも有効な戦略が立てられること、個人個人の能力を1つのチームとして最大 限発揮させられるような環境づくりはもちろん、選手に信頼されるような人格も必要なのです。そういった意味でも、こちらのコーチたちから学ぶ点は非常に大 きなものがあります。
また、今シーズンからは遠征にも同行するようになりました。選手の遠征先での過ごし方、チーム全体の試合への準備の様子を観察できるため、とても良い機会に恵まれたと思っています。
私にとって、祖国日本でも広く知られている世界トップレベルのラグビートーナメントに携われたことは誇りですし、ここで学んだことすべて、そしてここで出会えた多くのコーチ、選手、スタッフ、協会関係者は私の貴重な財産です。
  将来的には日本に戻り、日本のトップレベルのチームでコーチングの仕事をしたいと思っています。そして、日本のラグビーを世界で通用するレベルへ持ってい きたいです。日本では時間的な問題からチームとしての練習が主体で、個人レベルでの練習にまでは及んでいないのが現状です。NZのようにプロのラグビープ レイヤーとして練習に専念できればそれに越したことはないのですが、それはムリですので、環境の違いに合せた練習プログラムを考え、個人のレベルアップに 重点を置けるように時間の使い方を工夫したいと思います。結果的には、それがチーム全体の強化につながるのです。

 

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