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Vol.29 時代を飾るキウイ -ニュージーランドのジュース、チャーリーズ-

ニュージーランドのジュース「チャーリーズ」創業者Marc Ellis チャーリーズ・トレーディング マーケティング・ディレクター Marc Ellis さん
ブランド名「チャーリーズ」は私自身を現しています。

「Charlie's」(チャーリーズ)というブランドのオレンジジュースを飲んだことがあるだろうか?オレンジをしぼり、何の手も加えていない果汁をそのまま商品化した、ニュージーランドでは後発のジュースブランドのことだ。値段は他のジュースと比べて高いにもかかわらず、このところ、スーパーマーケットの棚では陳列スペースを拡大し、多くのファンを獲得し続けている。
「チャーリーズ」の創業者の一人であるマーク・エリスは二つのテレビ番組でプレゼンターを務め、実業家とタレントの両方の顔を持つ。さらに、オールブラックスとキウイズ(ラグビーリーグのニュージーランド代表チーム)という二つのラグビーでニュージーランド代表となるスポーツ選手としての経歴も見逃せない。
原材料名、混入物、産地、健康効果など、商品のラベルに偽りが書いてあってもまかり通っていたジュース業界に喝を入れ、消費者の関心を引き出したことへの功績は大きい。テレビ番組で羽目を外したかのような腕白ぶりをそのままビジネスに活かし、ニュージーランドのジュース業界の風雲児となっている。

ニュージーランドのジュース「チャーリーズ」創業者Marc Ellis

Marc Ellis
マーク・エリス
チャーリーズ・トレーディング・カンパニー マーケティング・ディレクター / TVプレゼンター /
Charlies Trading Company Ltd. Marketing Director / TV presenter


1971年10月ウェリントン生まれ。オタゴ大学卒業。専攻はマーケティング。21歳の時オールブラックスに選ばれ、キャップ(代表試合出場数)は8。95年のラグビーワールドカップでは対日本戦で6トライを記録。それは現在も世界記録。その後、ラグビーリーグに移籍し、キウイズでのキャップは5。96年からテレビ番組「Sports Cafe」、97年から「Game of Two Halves」を始め、98年にCharlies Trading Company Ltdを設立し、ラグビーとタレントとビジネスを併行させていたが、2000年にラグビー界から引退。現在はタレントとビジネスで活躍中。

ジュース会社の設立
安く作れる大量生産ジュースへの反旗

90年代前半、ウェリントン時代の友人がオレンジをしぼったジュース会社を作って大成功していました。会社設立当時、彼はまだ20代の前半でした。ニュージーランドのビジネス成功物語のひとつとして取り上げられるほどでした。その後会社を大手企業に売却し、そのお金で世界中を旅行していました。とは言っても、ただ遊んでいたわけではなく、世界のジュースマーケットを視察して廻っていたんです。 しばらくしてニュージーランドに戻ってくると、再びジュースビジネスを起したいと、私に相談を持ちかけてきました。彼は世界のジュースマーケットが身体にいいもの、フルーツを直接しぼったもの、濃縮でないもの、混ざり物がないものにシフトしているのを肌で感じてきていたのです。その当時ニュージーランドでは、ジュースのパッケージのラベルには偽りが多く書かれていました。例えば、100%ニュージーランド産ジュースと書いてあっても、産地はオーストラリアだったり、100%ジュースと言っておきながら砂糖や水を加えていたり、身体にいいと書いてあってもその効果を得るのにものすごい量を摂取しないと効果がなかったり、とにかくいい加減で、消費者に嘘を平気でついていた業界だったのです。手間とコストをかけずに大量に生産し、安く販売するためだったのです。
そんな状況でしたので、98年に会社を設立し、業界に殴り込みをかけたわけです。我々のブランド、「チャーリーズ」のジュースは水も保存料も何も加えず、フルーツをしぼってそのままパッキングしたジュースです。また、それまで主流だった濃縮ジュースでもありません。「チャーリーズ」ではNFC(Not From Concentrate=濃縮ではない)であることを声を大にしてアピールしています。しばらくして、ジュース業界の表示のいい加減さを耳にした通商委員会がニュージーランドのジュース会社11社を調査し、偽りの表示に対して数社に罰金を科しました。罰金を科された会社の中には75%も市場のシェアを持っていた会社がありましたが、今ではそのシェアをほとんど無くしてしまうほど、業界の中で劇的な変化がありました。

「チャーリーズ」ブランドでフルーツも
ジュースの新商品を次々と投入。フルーツ販売も手掛け、波に乗る

設立当時、最初に実行したのは大手35軒のスーパーマーケットの入り口付近に、オレンジ色に塗った「チャーリーズ」のロゴ入りオレンジしぼり機を設置し、手動でペットボトルに詰めて販売してもらいました。値段は他のジュースと比べて安くはなかったのですが、その場でしぼり、その場で詰めているので、スーパーに来た人たちに何も入れていないしぼりたてのジュースを売っている事をアピールできました。入り口でいい匂いを放っていましたので売れました。ニュージーランド人が値段は高くても身体にいいものであれば、買うようになってきている意識の変化を実感しました。
ブランド名「チャーリーズ」は腕白な子供を連想してもらえればと思います。誰にでもそんな時代があったと思います。在り来たりの会社名では印象が薄いですし、マーケティングの責任者でもある私自身のキャラクターが「チャーリーズ」そのものだと思っているからです。自らテレビ、雑誌、看板の広告で顔を出し、また、プレゼンターとして出演している二つのテレビ番組でも私の顔で「チャーリーズ」をプロモーションしていることになります。
オークランドのヘッドオフィスでは「チャーリーズ」ブランドのコントロールを中心に業務が行われています。生産、配送、販売は専門業者と契約して任せています。最近はグレープフルーツ、マンゴ、ミックスフルーツなどの新ジュース、3リットルや小さいペットボトルなどの新サイズのジュースも発売するようになりました。さらに、「チャーリーズ」ブランドのリンゴ、オレンジ、マンダリンなど、果物も発売するようになりました。これは生産農家をまとめる会社に「チャーリーズ」ブランドを貸し出し、「チャーリーズ」ブランドで消費者に販売するというものです。ヘッドオフィスはブランド使用料を徴収するシステムです。「チャーリーズ」ブランドがついたフルーツはクオリティの高い証ですので、間違いがありません。リンゴならば、ただ新鮮であればいいというだけではなく、「シャキッ」とした質感まで求めます。
チャンネルワンの時事番組、夜7時から始まる「Holmes」での番組スポンサーも効果を出してきています。2003年11月にスタートし、2004年末まで14か月間の契約です。これはたまたま、スポンサーが降りた時にタイミング良く、破格値でオファーがありました。

二つのテレビ番組とビジネスの併行
「チャーリー」らしさを前面に出した番組

ひとつは1996年から続いている「Sports Cafe」。毎週水曜日午後9時半から一時間、オークランドのバーからライブで放送されるスポーツトークショーです。もうひとつは毎週月曜日午後9時半からの「Game of Two Halves」は30分のスポーツクイズ番組です。どちらも一切演技はありません。自分のキャラクターそのままです。時にお尻を出したり、放送禁止用語も言ったりしますが、放送が午後9時以降ですから、許されると思っています。ハチャメチャな番組かもしれませんが、視聴率が高いので支持されていると思います。ニュージーランドでスポーツをテーマにしてこれほど長く続いている番組は他にはありません。
テレビ番組とビジネスの併行は楽なのです。ビジネスは朝8時半に出社し、午後6時過ぎには終えます。テレビはクイズ番組の収録が月曜日の夜、トークショーは水曜日の夜にライブですので、ビジネスに支障を来すことがありません。そのうえ、これが大事なのですが、覚える台詞などありませんし、言いたいこと、やりたいことが可能で、自分自身をそのまま出せるからなのです。マーク・エリスが番組で受け持つハチャメチャなキャラクターはガキ大将「チャーリー」ですし、ガキ大将「チャーリー」がジュース業界に殴り込みをかけた「チャーリーズ」のジュースを連想してもらえれば狙いどおりです。

ラグビー引退後の生活
ラグビーの有名選手でも引退後は楽ではない

私は23歳の時にオタゴ大学を卒業してマーケティングの学位を取っていました。29歳の時ラグビーから引退した時には、マーケティングの世界で生きて行こうと決めていました。選手時代の最後の2年間はビジネスとの兼業でした。私のようにラグビーの引退後に何をやろうか、何をやれるかがはっきりしている場合はラッキーだと思います。20代前半でオールブラックスに選ばれ、何の勉強もしないまま、何の資格も取らないまま30代になってしまっている選手もたくさんいます。オールブラックスに選ばれる事は、名誉な事でお金も入ってきますが、ラグビーに費やす時間がとても長くなり、勉強や資格取得に費やす時間は取れません。
ですから、オールブラックスをはじめとする一流選手はラグビーの引退後は非常に大きな問題なのです。例えば、オールブラックスの平均年収30万ドルで5年間プレーし、150万ドル。30歳前後で引退し、税引き後で約100万ドルあったとしても、家を買って残り半分。何もせずにその後の人生を50万ドルでは過ごすには十分ではありません。お金がないと言って生活レベルを下げることもなかなか出来ません。事業をやる人が多いのですが、知識も経験もないため、半数以上は失敗し、精神的も大きなダメージとなり、それが元で離婚する人も多いのです。これはニュージーランドラグビー協会が選手の引退後をしっかりケアしないことに原因があります。若いうちに大金が入ってくることは何を意味するのか、引退後はどう生きて行くのかなどをちゃんと教育する必要があります。ラグビーよりも引退後の方が長いのですから。私は本当にラッキーだったと思います。選手時代から出演させてもらったテレビ番組、ラグビー引退直前から始めたジュースビジネスがありましたので。
今はニュージーランドでナンバーワンを目指すジュース会社のマーケティング統括のビジネスマンとしての人生です。ニュージーランドはもちろんのこと、海外でのシェアも増やすことを考えています。その中に日本も入っています。身体に良くて、クオリティの高い新鮮なニュージーランドのジュースは多少値段が高くても日本のマーケットできっと気に入ってもらえると思います。

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